古いギターとミュージシャンの青春

この本を入手した。
チェット・アトキンス(Chet Atkins)という現代スーパー・ギタリストさんの自伝と彼が愛したギター達の写真が収録されてる。
残念ながら、22年前に亡くなったけれど、
彼は、私も含め多くのフィンガーピッキング・ギタリスト達にとっての憧れであり、また多大な影響を及ぼしたお方。
私も、コオルアのCDアルバムに彼のレコードで学んだ楽曲を収録している。
さて、
その読み応え、見応え抜群の美しい本を読んでいくと、彼が少年時代に初めて自分のギターとして手に入れたギターの写真と説明が載っている。

感動した!!!
心が動いた!!!
つまり・・・
私は、43年前に、このギターの実物を見ているのである。
場所はテネシー州ナッシュビルにあるカントリー音楽殿堂博物館(Country Music Hall of Fame)。
その殿堂入りしたミュージシャンのプレートと愛用品が展示してあるフロアで、このとことん使い込まれたボロボロのギターを目にした。

すごい印象的なものであった。
写真も撮った。
その頃は、デジカメなんてなかった。
フィルム式なので、現像プリントするまでどんなふうに写っているのか分からない。
撮影技術なんて全くない私のピンボケ写真(笑)
前面からの写真では分からないけれど、ネックの裏側、一度折損した部分が釘で乱暴に補修してあった。
(本の説明では釘ではなくボルトとなっているが、私の記憶違いかもしれない。)
写真を見ると、ボディ表版の黒いピックガードが剥がれているようになっているが、これはピックガードが貼り付けてあるのではなく、黒いペイントで描かれた『なんちゃってピックガード』なのである(笑)
とにかく、
チェスター少年(チェット・アトキンス)は、義理の父から手に入れたこの安物の通販ギターを大切に大切に大切に弾いて弾いて、弾きまくって練習に励んだのだという。
後に、彼はミスター・ギターと呼ばれるまでに、ミュージシャンとして大成功をする。
伝記によると、このギターを捨てるつもりであったが、母親がそれを拒み、そして残しておいたのだそう。
母親は息子がこのギターで一生懸命練習をしている姿を見ていたからなのか。
・・・伝記には、母親にウクレレを壊されるエピソードもあったりするのだが(笑)
かたや、
『歌うカウボーイ』としてその名を馳せた歌手であり映画俳優のジーン・オートリー(Gene Autry)さんのところには、特注の美しい豪華なマーティン・ギターが展示してあった。

それから、
こちらは当時、博物館の入口近くに展示してあった著名ミュージシャン達のギターのショウケース。

手前に横たえてある地味なギター・・・と言ってもマーティン・ギターなのであるが、それは、かのエルヴィス・プレスリー(Elvis Aron Presley)さんがデビュー当時に愛用していたギター。
ボディーの表版が割れてしまって、その部分に【E】【L】【V】【I】の4枚のパッチを貼り付けて修理(?)してある。
【S】はピッキングで弾き飛ばされたのか脱落。
駆け出しの頃、みんな苦労していたのだろうな。
そして、最後はどうでもええ写真。
その当時の私と、ブルーグラス音楽の父と呼ばれる偉人、ビル・モンロー(William Smith Monroe)さん。

1冊の本から、
青春時代がよみがえったようで。。。
いや、私自身は、今でも青春時代を生きていると思い込んでいるのであるが。
万年ギター少年として。
あ・・・やっぱり少年は無理があるか(笑)
ギターおじさん・・・ってイヤだな。
ギター爺って、誰のこと!?( 一一)
ギター大好き漢・・・とでもしておこう。
おつかれさま(≧▽≦)
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リトル・デビルちゃんデビュー!

こないだの和歌山『カイザース』さんのサマーパーティーでの演奏で、小悪魔ちゃんギター、デビュー!
ダブルオー(00)タイプの小柄なボディに希少なニューハカランダ材のトップボード・・・と個性的な日本生まれの子や。
そのルックスにも負けん位、その音色も個性的で、ハワイアンよりもブルーズ向きなのかもしれへん。
5ヶ月前、楽器屋さんでふっと目が合って連れ帰った。
この小柄なボディで誘惑してきたので小悪魔と命名した。
10年前に特注品として制作されたのが、中古で店頭にあって出会った。

先月に新製品のピックアップ『HiFi』をインストールしてある。
サマーパーティーの演奏は海辺の屋外で、音響は手持ちの簡易P.A.やったけれど、『HiFi』の本領発揮で、そのナチュラル・サウンドが、小悪魔ちゃんの個性を際立たせてくれた。

潮風の中、がんばってくれた小悪魔ちゃん、しっかりメンテナンスしてあげようぞ(●^o^●)
今回のステージではFX弦を使ったけど、XS弦も試してみようかな。
このデビューを機に、
『小悪魔』あらため『リトル・デビル(Little Devil)』と英名に改名する。
日本語の『小悪魔』のニュアンスにぴったりな表現が英語にないので、とりあえず分かりやすい『リトル・デビル』で(笑)
・・・って、
どうでもええ噺やな(笑)
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直立ベース

今、ウチのスタジオにいてはる楽器さん。
これは、電気式のアップライトベースで、チェコの楽器メーカー『NS DESIGN』で作られた『NXT』という製品。


ハワイのミュージシャンさん用の楽器で、メンテナンスのために、ウチにいてはる。
とっても、状態がよかったので、メンテナンスと言っても、電気系統のチェックと清掃くらい。
あとは、自分で弾いて遊ばせてもろた(笑)

絶妙な配列でポジション・ドットが付いてる。
フレットレスでも低音から高音まで分かりやすく弾きやすい。
そしたら、やっぱり・・・
調子に乗って弾いてたら右手指先が赤痛くなった。
ベーシストの指ではないので(^_^;)
ワイルドちゃうやろぉ~~~。。。( ̄▽ ̄)ゞ

ボディのバックに、このベースを以前に弾いたであろう方のサインが。
超有名ミュージシャン!!!
この子も、こないだのテイラー・ギターと同じく、今年の秋頃に大舞台で活躍するらしい(●^o^●)
※アップライトベースとは、
『直立するベース』の意味で、別名スタンダップベースとも言う。
この『NXT』のようなソリッド・ボディの他に、ホロウ・ボディ(空洞体)の、いわゆるウッドベースもこの仲間やな。
ソリッド・ボディの中で、この棒状のボディのものはスティック・ベースとも呼ばれる。
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XS弦

夏場は弦の表面の酸化が進むのが早い。
いつもメンテナンスしてるんやけど、それでも、すぐにくすんでくる。

こないだ、テイラーのギターに使ったこの弦を、マーティンさんにも試してみることにした。
XS弦。
コーティング弦の1種で、弦メーカーのダダリオの製品や。
実は、私はコーティング弦はあまり好きではないんやけど。
2年前にダダリオのXT弦を試してみた時は、コーティング感がなく、なかなかよかったんやけど、その後ずっとマーティン社のFX弦を張ってる。
XS弦は、そのXT弦の後継製品みたいなんかな。
世間的にはXT弦はあまり評判が良くなかった、って話も聞く。
さて、
XS弦、高級弦だけあって・・・か、どうか知らんけど・・・パッケージがお洒落や。
ステッカーまで付いてる。
そらもう、通常弦の倍以上の値段やし。

手触りは・・・
あぁぁ。。。
エリクサーほどでもないものの、あのヌルっとしたコーティング弦の独特の感触。
XT弦はほとんどヌル感はなかったのに。

音色は、FXに比べて、ちょっと硬い目感があるけど、悪くはない。
音の立ち上がりはFXほどではないけれど、なかなかええ感じやな。
さて、
これから2~3日使ってみて、
外してFXに戻すか、このまましばらく使うか判断するし。
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小悪魔ちゃん研究(その3)

久しぶりに外のスタジオを使った。
ウチのスタジオより機材が充実してるので(笑)
小悪魔ちゃんのトップはニュー・ハカランダとも呼ばれるホンジュラス・ローズウッドと言われる希少材で出来てる。
そして、その音はとってもユニークなのである。
なので、この子の扱いはなかなか難しい。

今回は、イコライジングを中心にいろいろ演習してみた。
普段は使わないフロア・イコライザーも使ったりしてみた。
画像には映ってないけど、デジタル・イコライザーも使ってる。
試行錯誤しながら・・・
うん、なかなかええ感じが掴めてきた。
前述のように、とってもユニークな音色なんやけど、耳障りは部分もある。
そのあたりをとりあえずそぎ落として、あとはもう私の好みの音色に仕上げる。
たのしかりけり(≧▽≦)
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ミセス・テイラー

今日は、
こちらの貴婦人さま。
テイラー社のエクスプレッション・システム2を搭載した高貴なお方や。
私のものではないんやけど、
ご縁があって、ちょっとお預かりしてメンテナンスをさせていただくことに。

一見、美しく見えるんやけど、実は長い間メンテナンスがなされてなくて、
弦は皮脂でこってり系。
フレットバーも錆び錆び。
フレットボードは乾燥肌状態。
弦はもちろん交換する。
まずは、弦を外してフレット磨き。


面倒くさい作業やけど、フレットを磨くと、たしかに音が良くなる。
経験上。
そして、なにより、弾いてて気持ちええやん。
そのフィーリングって、きっと演奏に影響すると思う。


ビフォー・アフター(●^o^●)

それから、
乾燥気味なフレットボードとブリッジに蜜蝋を塗布して、しみ込むまでしばらく放置。
あとは、新しい弦を張って、試運転。
電気系統異常なし。
ノイズ、ガリ音、ともになし。

ええ音するなぁ、エクスプレッション・システム。
元々、ピックアップ・システムがインストールされて製造されたギター。
音のコンセプトがまとまっててシュっとしてる。

弦は、ダダリオのXS弦を張った。
最近発売された新製品。
ちょっとお高いんやけど、これからまたメンテナンスが先のなることを見越して、ライフ・スパンの長いこの弦を選んだ。
また、この弦、この貴婦人にぴったりなイメージの鳴りやな。
(まぁ、好みの問題もあるけど。)

この貴婦人、ミセス・テイラーさんが舞台に登場するのは、秋頃って聞いてる。
一旦、弦を緩めて、乾電池を抜いて・・・
秋までゆっくりおやすみやす(^_^)/
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HiFi、インストールしてみた

褐色肌の小悪魔ちゃんにピックアップをインストールする大作戦。
小悪魔ちゃんには元々ピックアップはインストールしてなかった。
でも、ステージで使うならピックアップを・・・と、検討した結果、L.R.Baggsの新製品『HiFi』っちゅう機種を取り付けることにした。
ナチュラルな音色の再現性で、日本で発売される前から話題になってて、私も気になってた。
とっても個性的な音色の小悪魔ちゃんなので、その個性をそのまま表現できたら、って考えた。
さて、
ピックアップを取り付けるには、まず、エンドピン部分にジャック用の穴を開け直さんなん。
まず、最初に付いてたエンドピンを外す、という極簡単な作業から。

ところが、その時に事件が起こった。
エンドピンを取り付けてた木ネジがポッキリ折れてしもた!
しかも、中の方で折れてる。
少しでも外に飛び出してたら、なんとかなるのに。。。
どうしよ。。。
この木ネジの残骸があったら、リーマー(削孔工具)使えへんやん。

結局、木ネジ穴の周りに、細いピンバイス・ドリルでいくつも穴を開けて、残骸を除去する作戦。
かなり面倒くさい作戦やけど、しゃぁない。
・・・が、
その途中、ピンバイスのドリル・ビットが、これまた中でポッキリ!
ひぇ~~~!!!
ってなりながら、なんとか木ネジもドリル・ビットも除去成功。
あとは、通常作業。
木ネジ等を除去した穴をリーマーで12ミリまで広げ、12ミリのドリル・ビットで仕上げる。
製品の説明書には0.5インチ(12.7ミリ)って書いてあったけど、12ミリでちょうどええ感じや。


慎重を期すために、電動ドリルではなく、ラチェット・グリップを使って手動でコツコツと。
最後にヤスリで仕上げ。

いよいよ、ピックアップ本体の取り付けなんやけど、
やってみると、なかなかやっかいなもんやった。
00(ダブル・オー)サイズの小柄な小悪魔ちゃん、説明書通りにピックアップを取り付けると弦のボールエンドがピックアップに干渉してしまうことが判明。
一旦取り付けたのを、
「あ~~~、もう!!!」
って言いながら、外して、やり直し。
とにかく、夢中無心で作業をしたので、途中経過の写真は無い(^_^;)


今までいろんなピックアップのインストール作業をしてきたけど、これはちょっとだけ手こずった。
まぁ、なんとか無事に出来上がって、めでたし。
さっそく軽く試運転。
たしかに、ナチュラル!!!
楽器のそのままの音やん。

同じコンセプトの旧製品『iBeam』よりもずっとナチュラルやな。
私の嫌いなプラスチックみたいな風味、いわゆるエレアコ臭、もちろん全くない。
(アコフレ抜きでも。)
もし、
「このピックアップを取り付けたら、ギターが感動的にええ音になるかも。」
と期待する人は他のピックアップを選ぶのがええと思う。
いや、むしろ、楽器の生音をそのままラインで再現するところが感動的と言える。
今回は簡易的な試奏なので、まだまだよく分からんけど、ちゃんとP.A.システムを使ってテストしてみたいもんやな。
そしたら、もっとおもしろい発見があるかも。
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検証してみた/生音とサウンドホール・ピックアップ(動画)
ふっと思いついて、やってみた。
私のメイン・ギターにはサウンドホール・ピックアップが装着されてる。
ライン取りで演奏するため。
時として、
このピックアップを外して、マイク取りで演奏することもある。
ピックアップを外して弾くと、音の響きの『体感』が全然違う。
では、はたして、
ラインもマイクも使わない、いわゆる生音(なまおと)で弾いた場合、サウンドホールにピックアップがあるなしで、どれくらいの差があるのかを客観的に知りたくなって、簡単な検証をしてみた。
「やっぱり全然違う。」
「気になるほど変わらん。」
・・・と、人それぞれやろけど。
・撮影録音:iPhone14
・音加工なし
・距離約50cm
※サウンドホール・ピックアップが音に悪影響を及ぼしている、ということを言いたいわけでは決してない。
ただ単に音の比較をしたかっただけで、この愛用ピックアップを使ったライン・サウンドは私のお気に入りである。
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雨の日の弦交換

今日は、雨。
しかも大雨警報まで出てる。
雨の日に交換した弦は鳴りが悪くなる。
科学的根拠は知らん。
ただの私の経験則なり。
こんな日は、ギターの弦交換はあまりしないが。。。
今日はする。
弦を交換したい、という衝動で。
オフィスのエアコンのドライかけながら。
ナイロン弦の愛器、『Martin 000C-16SGTNE』。
今は製造されていない、そしてもともと製造数の少ない希少な機種と聞く。

使用弦は、私のお気に入り弦、おフランスのサヴァレスなるメーカーの混合セット。
つまり、
低音弦3本は長いサスティン性能を持つカンティーガ・プレミアム弦。
第1、第2弦はふくよかな倍音を醸し出すナイロンのニュークリスタル弦。
第3弦はクリアな音色を立ち上げるカーボン系のアリアンス弦。
中音を担当するカーボン弦の存在が私のお気に入りの大きな要素である。
ナイロンの第3弦の場合、ピッチを出すために第2弦より太く作られる。
そうすると、どうしても音色がもったりしてしまう。
もちろん、そこは人それぞれの好みではあるが、私は、このもったり感が好きではない。
さらに、弦が太くなる分有効振動弦長がわずかではあるが短くなり、ピッチの狂いが生じる。
このカーボン系のアリアンス弦を第3弦に配することによって、音色がシャープになり、高音弦と中音弦のブリッジ感がよくなる。
さらに、アリアンス弦はナイロン弦より細身であるため、ピッチの狂いも少ない。
あくまでも、人それぞれ好みの問題であることを、重ねて念を押しておくが。
さて、
弦交換のついでに、フレット磨きもしておこう。



このフレット磨きはオススメしたいメンテナンスのひとつである。
ピカピカになると気持ちが良いものだ。
そして、
音色がクリアになり、微妙にサスティン(音の伸び)がよくなる、という効果もある。
「そんな微妙なこと、気のせいだろう。機械ででも計測したのか?」
って言う人もいる。
実際、私にそう言った人がいる。
機械で測ったことはない。
いや、よしんば科学的には無意味なことであったとしても、演奏者が気持ちよく弾くことができれば、それは間違いなく実音にも反映するものだ、と信じる。
でも・・・
音、良くなるもん( ̄^ ̄)

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オートハープを知ってるかい


これは、
通称『オートハープ(autoharp)』て言う楽器や。
一般名称を『コードツィター(chord zither)』と称することは、あまり知られてへん。
30年以上前に入手し愛用してる楽器や。
先日、ある事情で、
この『オートハープ』の新品を探すことになったん。
んで、
大阪と京都の楽器店を探し歩く。
足掛け3日かけて探し歩いた。
ない。。。
どの楽器店も扱ってへん。
ギターやウクレレに比べたら知名度はかなり低いのは認めるが、しかし、アメリカや日本の、特にフォークミュージックにおいてはその歴史にしっかりと名を刻んでる楽器やん。
もう民族楽器ではなく、ポピュラー楽器やん。
ハワイでも知られている楽器やん。
かのクィーン・リリウオカラニさんとの逸話もある楽器やん。
私が、初めてこの楽器を手に入れたのは、ギターを弾き始めて間もない頃、50年ほど前。
そして、30数年前に、写真の『オートハープ』を2台目として買った。
あの頃は、全ての、とは言わないけど、京都のそこそこの規模の楽器店には大概1-2台は置いてあった。
それが、
今回まわった楽器店のいくつかの店では、『オートハープ』自体知らない店員さんがいた。
大手の某楽器店にて、
「オートハープありますか?」
「はぁ?それはどんなものですかね?」
他のいくつかの店でも、こんな問答が。
一般の方がこの楽器を知らない、と言っても私は全然驚かない。
しかし、弦楽器を扱うお店で知らない・・・というのがびっくりやった。
かわいそうな『オートハープ』さん。。。(T ^ T)
結局、通販サイトで(^^;
ホンマは楽器は現物を確認して購入するのが私の主義なんやけど、今回は時間的および空間的事情があって。。。
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