きよしこの夜、日本語の歌詞の噺

私は、ミッション系の幼稚園に通ってた。
クリスマスになると、イベントがあった。
イエス様の生誕の劇をやったり、クリスマスの歌を歌ったり。
『きよしこの夜』も、もちろん歌った。
きよしこの夜 星はひかり
すくいの御子は まぶねの中に
ねむりたもう いとやすく
牧師さんの由木康さんによる日本語詞や。
ところが・・・
この日本語の歌詞、今は違うんやそうな。
教科書等に載ってるのんは、
きよしこの夜 星はひかり
すくいの御子は 御母の胸に
ねむりたもう 夢やすく
・・・なんやて。
『まぶねの中に』が『御母の胸に』、『いとやすく』が『夢やすく』に変換されてる。
2番の歌詞でも『牧人(まきびと)たちは』が『羊飼いらは』に変わってる。
『まぶね(馬槽)』は『飼い葉桶』ともいう、馬の餌を入れておく容器のこと。
(皇帝の令による住民登録のためベツレヘムの町へ行った時に産気づいたマリアさん、宿が満室やったため馬小屋で出産して、子供を『馬槽』に寝かせた、との聖書の物語の記述による。)
『いと』は、『とても』などの意味の強調の副詞や。
現代では使われへん言葉が忌避されたんかなぁ。。。
私は馴染みのある由木さんの歌詞が好きやけど、新しいのんも悪くはないと思う。
ただ・・・
昔、教科書に載ってた馴染み深い童謡唱歌が、どんどん消えていってるそうや。
それは、言葉が現代語ではなく分かりづらい・・・の理由で消えたのんもあるんやて。
知らない言葉なら、それを知って(教えて)歌うこともありちゃうのん。
私はそない思ふ。
※写真は、原曲『Stille Nacht』の楽譜で、作曲者グルーバー(Franz Xaver Gruber)さんの直筆。
ギター譜が添えてある。
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ワイキキの歌詞

一昨日のブログの続きみたいになるけど。。。
アンディ・カミングスさんの『ワイキキ』の日本語訳をしてみた。
(原詞は下にあります。)
心の奥の気持ち
まさに矢のごとく突き刺さる
天国にいるような気持ち
過去の記憶をたどる
いつも心に留まり続ける
海を越えた彼の地の記憶
ワイキキ
夜のとばりが落ち行く時
うねり打ち寄せる波の呼び声を聞く
呼んでいる、呼んでいる、この私を
ワイキキ
私の心が恋い慕うのはあなたなのだ
私の想いはいつも帰ってゆく
海の向こうのあなたのもとへ
南国の夜、そして不思議な魅力は
私の記憶の中に
この腕に抱いたことを思い出す
やさしく素晴らしい天使を
ワイキキ
あなたなくして何があろうか
あなたの心惹くマジックが恋しい
海辺のマジックが
There's a feeling deep in my heart
Stabbing at me just like a dirt
It's a feeling heavenly
I see memories out of the past
Memories that always will last
Of that place across the sea
Waikīkī
At night when the shadows are falling
I hear your rolling surf calling
Calling and calling to me
Waikīkī
'Tis for you that my heart is yearning
My thoughts are always returning
Out there to you across the sea
Your tropic nights and your wonderful charms
Are ever in my memory
And I recall when I held in my arms
An angel sweet and heavenly
Waikīkī
My whole life is empty without you
I miss that magic about you
Magic beside the sea
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君はここに・・・な歌

ハワイで書いた曲のうちの一曲。
歌詞やメロディをちょっと整理して原曲がコンプリート。
タイトルは、『Eia Nō ʻOe』。
日本語では『君は(まさに)ここに・・・』な意味。
小さな黄色い花の香りをモチーフにしたラブソング。
タイトルにあるハワイ語の『eia』は、『ここに』という存在を意味する言葉で、この言葉自体には時制は働かない。
そやし、過去のことを述べているのか、現在のことを述べているのかは、文章(詩)の流れで判断する。
あえて、この不確かな時制の言葉を使って歌の物語を構築した。
そこにこの歌の切なさを埋め込んだ。
あとは、編曲。
Slack-Key MARTYのソロ・バージョンと、コオルア・バージョンとを作るで。
ソロ・バージョンはナイロン弦ギター用にアレンジしよかな♪
コオルア・バージョンは、美しいハーモニーを考えよう♪
そして、しっかり歌い込んでから聴いていただきますぅ(^_^)/
ライブか、それともYouTubeか。
乞うご期待(●^o^●)
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コオルアの新オリジナル曲の歌言葉(^^)/

昨日のブログに書いた新曲(^^)/
銀閣寺の高台に立って京都の街を見下ろした時の気持ちを歌にしてん。
ノリ坊が、とってもステキなメロディを付けてくれたん(^_^)
ハワイ語作詞:ま~さん
日本語訳詞:ま~さん
作曲:ノリ坊
作譜:ま~さん
E Kuʻu Home
Aia i ka nuʻu o ka ʻāina
Nānā iho ai i ke kaona i ka laʻi
Kolonahe ʻoluʻolu me ke ʻala pua lā
He aloha no kuʻu home
Eia nā moʻolelo no kahiko mai
No ke kaʻao kilakila o nā aliʻi
Ua nani ʻo ka ʻāina me nā hale lā
He aloha no kuʻu home
E kuʻu home ē
He aloha no kuʻu home
Hoʻomalu ʻia e nā akua ʻehā lā
I ʻoluʻolu nō nā kānaka lā
Ma ka home au i hānau ʻia ai
He aloha no kuʻu home
Haʻina ʻia mai ana ka puana
No ka ʻāina kuʻu home, kuʻu kulāiwi nei
Aia i ka nuʻu o ka ʻāina
He aloha no kuʻu home
E kuʻu home ē
He aloha no kuʻu home
わが街よ
この地の高台に立っている
ここから静かな町を見下ろす
花の香りの心地よい風が吹く
わが街を愛す
そこには古くからの物語
貴人達のやんごとなき言い伝え
建屋居並ぶ美しいところ
わが街を愛す
わが街よ
わが街を愛す
『四神』に守られ
街人は穏やか
この街で私はうまれた
わが街を愛す
語られる話は
わたしの街、わたしの故郷のこと
この地の高台に立っている
わが街を愛す
『四神』:平安京の守り神。玄武(北)、青龍(東)、朱雀(南)、白虎(西)の四神獣を指す。
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カオナ(kaona)、歌言葉の意味

ハワイの歌の歌詞には『カオナ』というものが仕込まれている。
・・・そんな話、よう聞くわな。
ほな、『カオナ』ってなに?
アルファベットでは『kaona』と表記されるこの言葉にはふたつの意味がある。
ひとつは、
『街』とか『都市』っちゅう意味。
もうひとつは、
『ひとつの言葉に複数の意味合いを当てはめて、隠された表現を込めること』やな。
ひとつ目のんは、単に英語の『タウン(town )』が、ハワイ語に転訛した単語や。
んで、ふたつ目の『カオナ』っちゅうのんが、冒頭にゆ~たこと。
ハワイの歌の歌詞に込められてるもんなわけや。
よう使われる手法は、同じ発音や似通った発音の言葉で別の意味を重ねるやり方。
あるいは、ある象徴的な言葉で裏の意味を表現する方法。
花の美しさを愛でる歌詞が実はラブ・ソングやったり、恋人を想う言葉で綴られた歌がホンマはそうではなかったり。
雨とか霧とか波しぶきなんちゅう自然現象にはセクシャルな場面の展開が込められてたり。
そして、時としてその意味の理解はとても難解なことがある。
その歌の歌詞を読むだけでは理解でけへん隠された表現もある。
その歌の作られた背景を知らんかったら、まったくトンチンカンなことに陥いることがあるな^_^;
また、本当の隠された意味は作者にしか分からん・・・なんちゅう難物もあるし。
実は、この手法はなにもハワイの歌に限ったものではないんやけどな^_−☆
他のジャンルの歌にもよく見受けることや。
さて、
今週の水曜日、1月25日のワークショップは、
名曲『Kamalani O Keaukaha』をテーマに、そんな『カオナ』のことに触れたいと思うねん(o^^o)
この歌のタイトルの意味は、
kamalani:王子さま、または、大切に育てられる子供
o:~の(o-所有形)
Keaukaha:ケアウカハ(地名)
・・・ということで、直訳すると『ケアウカハの王子さま』『ケアウカハの大切な子供』みたいな感じかな。
ケアウカハの王子さまって誰のこと?
ワークショップ、来てねん⁽⁽٩(๑˃̶͈̀▽ ˂̶͈́)۶⁾⁾
25日(水)夜7時半から。
場所はお馴染みのライブハウス『スタジオ909』で。
阪急桂駅(特急停車駅)近くなので交通の便もGOOD!
初めての方も大歓迎♪
☆ワークショップ/ハワイ語で楽しむハワイの歌言葉
●テーマ曲:Kamalani O Keaukaha
●日時
1月25日(水)19:30-21:00
●場所
Live House STUDIO 909
京都市西京区川島有栖川町149-1
阪急京都線桂駅西口より徒歩5分
http://www.studio909.com/
●講師
・Slack-Key MARTY(ま~さん)
●参加費
3000円(1ドリンク別途)
●お申込み
スタジオ909
・デンワ:075-392-4161
または
オフィス・コアウッド
・デンワ:090-3615-0048
・メール:officekoawood@yahoo.co.jp
(yahooドメインからの 返信を受けられる設定でお願いします。特に携帯電話からのメールはご注意ください。)
◆フェイスブックのページでお申込みされる方は、一言『参加』と人数のコメントかメッセージを入れてくださいませm(__)m
https://www.facebook.com/events/715536191929658/
☆ハワイ語会話のレッスンや、歌唱指導のワークショップではありません。
歌の歌詞やその物語・背景を理解し、ハワイ語の歌を楽しむためのワークショップです。
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発音の話

ハワイ語の発音のことで、たまに質問を受けることがある。
「なんで『k』の発音を『t』みたいに発音するんですか?」
これは、『k』の発音を『t』みたいに発音してるんではなくて、
元々、言葉使いの中で『k』の発音と『tみたいな』発音と両方あって、昔はちゃんと使い分けられててん。
それが、ハワイ語をアルファベット表記するようになって、どちらも『k』っちゅう文字に丸められてしもて、それにしたがって、実際に発音する時にも、両方とも『k』音に統一されて、『tみたいな』発音は衰退してしもたわけや。
ハワイアン歌手さんやホオパアさんの中には、それを使い分けて発音してる人もいてはるけどな(^^)
文字を持ったおかげで、失ったもの(失いつつあるもの)もある、ゆ~こっちゃね。
「ハワイ語って、もうほとんど使われへん言語やし、しゃぁないわな。。。」
って、思う人いてはるやろな。
でも、日本語もそうなんやで。
うちら日本人が一番たくさん話してる言語、日本語でも同じ現象は起こってる。
文字がなかった時代には、今の日本語にはない発音がたくさん存在してたらしい。
もちろん、録音なんて残ってへんので、どんな発音やったかすべてを正確に知ることはでけんけど。
(ハワイについては、文字が文明に入ってきた時期が日本よりかなり遅いので、ある程度古い時代のハワイ語の録音はかろうじて残ってたりする。)
文字が日本に取り入れられ始めた頃の日本語の表記法のひとつ『万葉仮名』の解析により、現代では同じ音で発音されている音素でも、その時代には、異なる複数の発音として使い分けられてた音素があった痕跡を知ることができる。
日本でも、現代よりも、昔の方が発音のバリエーションが多かったみたいやな。
「そんなん、めっちゃ昔の話やん。」
いえいえ、なかなかそうでもないんやでぇ。。。
現代と言われる今の時代に置いても、失われつつある日本語発音があるねん。
『が』行の発音や。
『がっこう』とか、『かぎ』とかの発音。
この『が』行音は語頭に置かれる時には濁音で発音されるんやけど、そうでない時には鼻濁音の発音になるのんが原則。
つまり、
『がっこう』の『が』は濁音で、『しょうがっこう』の『が』は鼻濁音・・・っちゅうことになる。
『ぎかい』の『ぎ』は濁音で、『かぎ』の『ぎ』は鼻濁音や。
『ぐじ(魚)』の『ぐ』は濁音で、『かぐ』の『ぐ』は鼻濁音。
『げた』の『げ』は濁音で、『かげ』の『げ』は鼻濁音。
『ごみ』の『ご』は濁音で、『かご』の『ご』は鼻濁音。
どれも、文字としては『が』『ぎ』『ぐ』『げ』『ご』やけど、発音としては元々ちゃんと使い分けられてたんやな。
(鼻濁音表記として、『が』の濁音記号の『゛』の替わりに、半濁音記号『°』を添付して『か°』と表記する方法もあるみたいやけどな。)
でも、今はほとんど発音は使い分けられてへん。
濁音のに統一されてしまいつつある。
でも、あたしの地元の京都では、まだ、やまと言葉の2種類の『が』は日常会話の中に残ってる方や。
あたしのしゃべる言葉の中では、無意識に2種類を使い分けてるみたいや。
あたしよりご年配の京都人さん達は、普通に2種類の発音を持ってはる・・・と思う。
京都でも、若い人達の会話からは鼻濁音は消えつつあるように思う。
これらの2種類の音のイメージを比べてみると、
濁音の方は、鼻濁音に比べて強いイメージの音になるわな。
京都弁が柔らかく聞こえる・・・って、まわりから言われるのんは、そのへんも理由のひとつかもしれへんな。
ちなみに、
方言っていうのんは、実に興味深い。
それは、今の日本語表記で表せへん発音の宝庫やし(≧▽≦)
さて、ここで、あたしの個人的な話。
今は、話し言葉に同調して、歌の言葉においても日本語から鼻濁音が消えていってる。
ロック・ミュージック等で、あえて強い語調で歌う時には濁音の『が』行を積極的に使う手法はええと思う。
ところが、柔らかいイメージの歌においても、この使い分けがされてへんのが、個人的に気になってしょうがない。。。
とぉ~っても、ええ声のステキな歌手さんが、涙を誘うような、あるいは心洗われるような、優しい歌を歌ってはっても、
「わたしがぁ~~~♪」
って、濁音の『が』が出てくると、ついひっかかりができてしまうねん、あたし。。。
美空ひばりさんは、この濁音・鼻濁音をちゃんと使いわけて、とぉ~っても美しく歌ってはったな。
彼女のみならず、古い時代の歌手さん達はほとんどそうやったと思うな。
気にしすぎなんやろな、あたしは。。。(^_^;)
ま・・・ええか(≧▽≦)
言葉は生き物。
変わっていって当たり前のもんやし(^_-)-☆
でも、大切にしよとも思う♪
歌言葉を扱う仕事をしてるんやもん♪
楽器かて同じやろ。
同じメロディー弾くにしても、丁寧にきれいに演奏したいやん。
上の写真はうちの近所にある史跡や。
奈良から山城の国(京都)に都が移されるときに造営された天皇さんの苑遊地やて。
この時代にちょこっとトリップして日本人がしゃべってる言葉、できることなら生で聞いてみたいもんやな。
この場所で、時の桓武天皇さん達は、どんなふうにしゃべってはったんやろかな?
今日、たまたまこの前を通りかかったら、
ふっと、そんな思いがこみ上げてきてん(●^o^●)
風は激しく♪
あたしが大好きな歌や。
原題は『Four Strong Winds』で、
日本語タイトルは『風は激しく』ってなってる。
演奏してはるのんは、
ブラザーズ・フォー(Brothers Four)。
アメリカのモダン・フォーク時代の代表的バンドのひとつや。
ちなみに、この歌の作者は、
カナダのフォーク歌手のイエン・タイソン(Ian Tyson)さん。
イエン&シルビア(Ian and Sylvia)っちゅう男女デュエットで活躍してはった。
このブラザーズ・フォー、
歌詞をものすご丁寧に丁寧に歌ってはるねん。
そやし、歌の言葉がじぃ~~~んと心にしみわたってくる。
何度聴いても。
うちら、コオルアも、
こんな風に歌いたい、っていつも思てる。
日本語にしてみた(^^)/
Four Strong Winds
四つの強い風
Four strong winds that blow lonely
Seven seas that run high
All those things that don't chnage come what may
But our good times are all gone
And I'm bound for moving on
I'll look for you if I'm ever back this way
四つの強い風、それはさみしく吹いている
七つの海の波は高く
これらはみんな変わらない、なにがあっても
でも、いい時代はすべて去ってしまう
私もここを去ろう
いつかまた戻ってくるなら、君に会いたい
I think I'll go out to Alberta
The weather's good there in the fall
I've got some friends that I can go working for
Still I wish you change your mind
If I'd ask you one more time
But we've been through that a hundred times or more
アルバータへ行こうと思ってるんだ
そこは秋になるといい気候なんだ
そこで一緒に働く友達も何人かできたし
今でも、君が心を変えてくれることを願ってるけどね
もし、もう一度尋ねたら。。。
でも、もう100回以上繰り返してきたことだよね
If I get there before the snow flies
And if things are going good
You could meet me if I sent you down the fare
But by then it would be winter
Nothing much for you to do
And those winds sure can blow cold away out there
雪が舞う前に、そこに着いて
そして、ことがうまくはこんで
君に旅費を送ってあげられたら、会えるね
でも、それまでに冬が来てしまったら
君にはなにもしてあげられない
そこには冷たい四つの風が吹いて行くだけ
Four strong winds that blow lonely
Seven seas that run high
All those things that don't chnage come what may
But our good times are all gone
And I'm bound for moving on
I'll look for you if I'm ever back this way
四つの強い風、それはさみしく吹いている
七つの海の波は高く
これらはみんな変わらない、なにがあっても
でも、いい時代はすべて去ってしまう
私もここを去ろう
いつかまた戻ってくるなら、君に会いたい
日本語訳:ま~さん
Today/今日この日
英語で書かれた歌やけど、
ハワイアン・ソングではないけれど、
あたしの大好きな歌♪
言語、ジャンルを超えて、
あたしが大好きな歌♪
ついつい、鼻歌にも出てくるくらい馴染んでる歌。
作者は、
1960年代に大活躍した10人編成のフォーク・グループ『ニュー・クリスティー・ミンストレルズ(New Christy Minstrels)』のリーダーのランディ・スパークス(Randy Sparks)さん。
このバンドの『グリーン、グリーン(Green Green)』は、日本語の歌詞もつけられてヒットしたんで、ご存じの方も多いやろな(^^)
この歌も有名な曲で、後年、レコーディングし直されたり、
他のミュージシャンによってカバーされたりしてるな。
あたしくらいかそれ以上の年齢のアメリカの方、結構ご存じで、
この歌を歌うと、一緒に口ずさんでくれはったりする♪
あたしは、故ジョン・デンバーさんのんが好き。
でも、ここに、音質は悪いけど、あえてオリジナルのんをYouTubeから持ってきた。
やっぱり、オリジナルもええな(≧▽≦)
日本語に翻訳してみた。
でも、この歌、
他言語に翻訳するのんがもったいないくらい味わいのある英語詩でつづられてる。
なので、
言葉を選びながら、原詩の表現する旨味をできるだけ残したつもりや。
どれだけ伝わるか・・・あたしの翻訳力で。。。(^_^;)
Today
今日この日
Today while the blossoms still cling to the vine
I'll taste your strawberries, I'll drink your sweet wine
A million tomorrows shall all pass away
Ere I forget all the joy that is mine, Today
今日、花はまだツルの上にしっかり・・・そのあいだに
あなたの果実を味わい、あなたの美酒をいただこう
いくつもの明日が過ぎて行くのだ
私の喜びすべてを忘れてしまう前に、今日この日
I'll be a dandy and I'll be a rover
You'll know who I am by the song that I sing
I'll feast at your table, I'll sleep in your clover
Who cares what the morrow shall bring?
私は伊達男にもなれば、宿無し男にもなろう
私のことは私の歌を聴けば知りえよう
あなたの食卓を楽しみ、あなたの贅に埋もれて眠ろう
明日がもたらすものを誰が気にかけようか
I can't be contented with yesterday's glory
I can't live on promises winter to spring
Today is my moment and now is my story
I'll laugh and I'll cry and I'll sing
昨日の栄誉には満足できず
冬が過ぎれば必ず春が来るなんて思えない
今日こそが私の時間で、今こそが私の物語
笑い、泣き、歌うのだ
Today while the blossoms still cling to the vine
I'll taste your strawberries, I'll drink your sweet wine
A million tomorrows shall all pass away
Ere I forget all the joy that is mine, Today
今日、花はまだツルの上にしっかり・・・そのあいだに
あなたの果実を味わい、あなたの美酒をいただこう
いくつもの明日が過ぎて行くのだ
私の喜びすべてを忘れてしまう前に、今日この日
雨に濡れたユリの花と・・・

今日、
台風の影響で朝から雨が降ってたわいな。
ふっと、雨が出てくる、こんな歌思い出した。
とぉ~ってもメロディのきれいな歌や。
歌詞も、ふんわり優しい。
Pua Lilia
`Auhea wale `oe e ka ua
Ke nihi a`e nei i na- pali
Ka helena o ia pua i `ako `ia
He popohe mai nei ia uka
Ia uka ho`i au e walea ai
Me he `ala onaona o ku`u pua
He pua `oe na`u i lei mau ai
Ke `ala o ku`u pua lilia
Composed by Alfred Unauna Alohikea
ゆりの花
聞いておくれ、雨よ
山肌にひっそりと降っている雨よ
私に摘まれるその花がそこに
美しく象られた高台に
私は魅せられて何度も訪れる(その高台を)
私の花の優しい香りに
あなたは私の花、永遠のレイとして
私のユリの花の香りよ
日本語訳:ま~さん
Slack-Key MARTY
`auhea wale `oe e ka ua
`auhea wale `oe、このフレーズは、いろんな歌に出てくるな。
『あなたはどこにいるの』って、訳することもあるけど、
実際は、
『自分の方に注意を向けてほしい』
『あなたを求めている』
っちゅうニュアンスが多いんかな、と思う。
eは呼びかけで、ka uaは雨。
ke nihi a`e nei i na- pali
ke ・・・neiは、現在を表す文型。
『今、~しつづけている』みたいに訳すこともある。
nihiは『しずかに、こっそり』な意味で、a`eは『上の方』。
iは場所を指示する品詞『~で、~に』で、na- paliは『崖みたいに切り立ったとこ』なんやけど、あたしの訳文では全体のイメージから『山肌』にした。
雨で浸食された山肌やな(^^)
ka helena o ia pua i `ako `ia
helenaはhele『行く』の名詞形で、直訳すると『行くこと』なんやけど、『現れる』とも翻訳できる。
そうすると、ka helena o ia puaは『その(ia)花が現れること(存在すること)』ってなる。
あたしの訳では『そこに』という言葉でとめてその存在を表現してる。
その次のiは、ここでは前述の場所を指示するiではなくて、i以下の文章を前の名詞にかける、いわゆる関係代名詞的な用法や。
んで、i以下の`akoは『(花を)摘む』で、『`ia』は受身を表す言葉。
っちゅうことは、『摘まれる花』やな。
ia uka ho`i au e walea ai
ukaは海辺に対して、陸地の方。
ハワイは島全体が山(火山性)なんで、海側より高い方・・・的な解釈もできる。
あるいは、海に対して、山とか丘とか、場合によっては森とか。
ho`iは、『戻る』。
あたしの訳文は、ここでも自分勝手な全体のイメージから、『何回も訪れる』にした。
auは『私』。
eは、最初に出てきた『呼びかけのe』とは違うし。
前に出てくる文章『私が何度も訪れる(この)高台』にかかる、これまた関係代名詞的なもん。
waleaは『魅力的な、興味がある、リラックスする・・・等』で、aiはaia『そこに、そこで(英語のthere)』の省略形。
me he `ala onaona o ku`u pua
meは『~で、~と一緒に、~によって(英語のwithとかand)』で、
『私の(ku`u)花(pua)の(o)優しい(onaona)香り(`ala)がする(he:he構文)ことによって(me)魅力的な(walea)高台(uka)』というふうに前の文章にかかってくる。
he pua `oe na`u i lei mau ai
he ・・・ na`uは、所有格のhe構文で、
『あなたは(`oe)私の(na`u)花(pua)です(he構文)』。
ん~でまた、iが出てくるねんけど、
このiがこれまた今までのiとは違うねん。
でも、しいて言えば、ふたつめのiに近いかな。
i以下の『そこに(ai=aia)永遠にある(mau)レイ(lei)』を前文にかける役割のiやし。
『~と同じ、~として』な感じの並列関係の意味のiや。
ke `ala o ku`u pua lilia
やっと最後や(^_^;)
liliaは『ユリ』。
んで、その『私のユリの花の香りよ』って訳したけど、
イメージとしては、ユリの香りが漂ってるイメージかな。
おつかれさぁ~~~ん(^^)/
・・・って、
実はここで終わったらおもろないでぇ♪
大事なんはここからやし(●^o^●)
この歌を作らはったんは、アルフレッド・ウナウナ・アロヒケアさん。
カウアイ島の人で、女性にメッチャもてはったそうな。
カウアイ島の他に、オアフ島やニイハウ島にも恋人がいてはったそうな。
彼のお葬式には、奥さん以外にも彼を愛した女性達が彼の亡骸に寄り添ったんやそうな。
んで、
さらに、彼はカオナ・ソングの名人とも言われてはる。
カオナっちゅうのんは、表向きの歌詞の裏に秘められたもうひとつ、あるいはそれ以上の意味のこと。
この歌にもいくつかのカオナが隠されてる。
まず、ka uaっちゅう言葉。
『雨』なんやけど、この言葉は性的な関係の示唆としてラブソングに出てくることが多分にある。
(すべて・・・とは言えへんけどな。)
それから、`akoは、『花を摘む』って意味の裏に『性的関係を結ぶ』っちゅう意味があるねん。
歌詞のia pua i `ako `ia、その言葉の意味に置き換えてみると・・・そゆこと(^_^)
(puaは『花』の他に『恋人』の意味もある。)
つまり、puaとの`akoのためにia ukaをho`iしてはるんやな。
それから、香り(`ala)っちゅう言葉も、ただ嗅覚的な意味だけとちゃうねん。
『香り』っちゅう言葉は、ラブソングの中では、愛する人、恋人、魅力的な人の存在を示唆するねん。
たとえば、
「よい香りが漂ってくる。」=「愛する人がやってくる。」
「よい香りが漂っている」=「愛する人がそばにいる。」
みたいなん。
そうそう、もひとつ・・・
e walea aiのとこに出てくるaiはaiaの省略形と説明してるけど、『性的関係を結ぶ』っちゅう意味のaiもあるねん。
もしかしたら作者はそこにもカオナを込めてたのんかもしれんな。
そうしてみると・・・
この歌、とってもエロチックやんなぁ。
でも、ステキな大人の歌やんなぁ。
☆ハワイ語アルファベット表記について
このブログでは、機種依存フォントによる文字化け・文字消え等を避けるため、オキナは『`』で、カハコーは本来添付されるべき母音の後に『-』をつけて、それぞれ表現しております。
お月さん・・・徒然に・・・ハワイ語の歌詞(^^)

ハワイの言葉で、
『満月の夜』のことを『Hoku(ホク)』とか『Ma-healani(マーヘアラニ)』って言う。
満月のことは、
『ka mahina piha(カ・マヒナ・ピハ)/満ちた月』、
『ka mahina poepoe(カ・マヒナ・ポエポエ)/まん丸い月』、
『ka mahina o Hoku(カ・マヒナ・オ・ホク)/満月の夜の月』、
などと言う。
ちなみに、
『星』のことは、『ho-ku-(ホークー)』や。
『Hoku』とよう似てるな。
昨日は、
『中秋の名月』っちゅうことで、
多くの人が夜空を見上げてたんやろな♪
「遠く離れた人同士が、同じ月を見て、お互いを想う。」
・・・なんちゅう、モチーフの詩とか歌、たくさんあると思う。
ふっと、
こんな歌が口をついて出てきた。
Blue moon of Kentucky, keep on shinin'
Shine on the one that's gone and proved untrue
Blue moon of Kentucky, keep on shinin'
Shine on the one that's gone and left me blue
It was on a moonlit night
The stars were shining bright
They whispered from on high
"Your love has said goodbye"
Blue moon of Kentucky, keep on shinin'
Shine on the one that's gone and said goodbye
ケンタッキーの青い月よ、輝き続けよ
去っていった不実なあの人の上で
ケンタッキーの青い月よ、輝き続けよ
私を置き去りにして去っていったあの人の上で
月の夜だった
星が明るく輝いていて
空の上からささやいた
「君のあの人はさよならと言ったのだよ」
ケンタッキーの青い月よ、輝き続けよ
さよならを言って去っていったあの人の上で
(日本語訳:ま~さん♪)
これ、
あたしの大好きなブルーグラス・ソングや。
『Blue Moon of Kentucky/ケンタッキーの青い月』
っちゅうビル・モンローさんが作った歌や。
んで、
トラックの運転手をしていた時代のエルビス・プレスリーさんの自主制作レコードに収録され、彼の大人気のスターターになった楽曲でもある。
ロックンロール歌手のスタートがブルーグラス・ソング・・・っちゅうのんも面白いな。
このレコードは、エルビスさんが母親の誕生日プレゼントに制作したもので、A面に『That's All Right, Mama』、B面がこの曲やってん。
あたしは、
エルビス・プレスリーさんのスタイルより、ビル・モンローさんのんの方が好みやけどな(^_^;)
「どんな歌やねん?」
っちゅう人はYouTubeとかで探してみてちょ(^_-)-☆
んで、
ついでに、ハワイ語の歌詞にしてみた♪
ケンタッキーはハワイにはないので、別の言葉『ka `a-ina/(この)土地』に置き換えた。
もちろん、歌のメロディに合わせるために、必ずしも対訳にはなってへんし。
それから、『Goodbye』は、ハワイ語にせずに、あえて英語のままにした。
Ka mahina o ka `a-ina, e noke e pa-
E pa- ko-nane i luna o ka ipo e lilo
Ka mahina ha`akea, e noke e pa-
E pa- ko-nane i ka ipo e ho`i aku
Ua pa- ka mahina
A- ko-nane na- ho-ku-
Ha-wana mai no ka lani
"Ha`i ka-u ipo Goodbye"
Ka mahina o ka `a-ina, e noke e pa-
E pa- ko-nane i ka ipo e ha`i Goodbye
(ハワイ語歌詞:ま~さん♪)
☆ハワイ語アルファベット表記について
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