Down by the Salley Gardens
古いアイルランドの曲を、タロパッチG・チューニングで弾いてみた(^_^)/
『Down by the Salley Gardens』
(『Salley』を『Sally』と表記する場合もある)
以前に、この歌の歌詞については、10年ほど前にこのブログに書いてる。
もう一度、ここに転載する。
『Down by the Salley Gardens』っちゅうアイルランドの古謡やで。
Down by the Salley Gardens, my love and I did meet
She passed the Salley Gardens with little snow-white feet
She bid me take love easy as the leaves grow on the trees
But I was young and foolish with her would not agree
サリーガーデンに下ったところで、あの人と僕は出会った
彼女は小さな雪のように白い足でサリーガーデンを通り過ぎて行った
彼女は僕にこう言った
「恋なんて木に葉が茂るみたいに気楽なものよ」
でも僕は若くて愚か者・・・彼女の言葉が分からなかった
In a field down by the river, my love and I did stand
And on my leaning shoulder she placed her snow-white hand
She bid me take life easy as the grass grows on the weirs
But I was young and foolish, and now I am full of tears
川べりの野原で、あの人と僕は立っていた
そして寄り添う僕の肩に彼女はその雪のように白い手をかけた
彼女は僕にこう言った
「人生なんて土手に草が生えるみたいに気楽なものよ」
でもその時、僕は若くて愚か者・・・今は涙にくれている
日本語訳:ま~さん♪
紹介したのは英語の歌詞やけど、元々はアイルランド語(ゲール語族のひとつ)の詩やってん。
ゲール語もハワイ語と同じように、英語に取って代わられて、今は話せる人は少ない。
でも、歌の中にはちゃんと残されてる。
(あたしの日本語訳は英語からの翻訳やで)
ちなみに、
ゲール語はハワイ語と同じく基本文法の語順が「述語→主語→目的語(補語)」やねん(^_^)
んで、日本語と同じく語尾変化型言語や。
んで、この歌に出てくる『the Salley Gardens』ってなにか、っちゅうと・・・
『salley』っちゅうんは、アイルランド語の『saileach(柳)女性名詞』から来た言葉やな。
ほな、『柳の庭』かな?
ん~~~、原語のアイルランド語のタイトルでは『Gort na Saileán』ってなってる。
『gort』は『field(野)男性名詞』
『na』は『the』
『saileán』は『saileach』の語尾変化形で『柳のある土地』
てなわけで、『庭』っちゅうよりも、もうちょっと開放的なイメージなのかもしれんな。
『柳の木が植えられた場所』みたい感じなんかなぁ(^_^)
この歌は、アイルランドのあるお婆さんがうろ覚えで口ずさんでたのを、詩人のウィリアム・バトラー・イェイツさんが聞き取って、ちゃんとした詩にまとめあげたもんやねん。
今から約120年前や。
んで、その20年後に今のメロディーが付けられて、現代でも名曲として愛され、多くのミュージシャンによって演奏されてる。
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