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真夏の・・・右・左

夏に京都で『右』『左』っちゅうたら・・・
大文字(ダイモンジ)の送り火やん。

明日(8/16)やん。

山肌にセットされた『大文字』はふたつある。
北方向に向かって見て、右側のんと左側のんと。

ローカルでは左側のんは『左大文字(ヒダリダイモンジ)』っていうけど、
右側のんは『右大文字』とはあんまり言わへん。
『大文字』と呼ぶ。

ちなみに・・・
テレビのニュースや雑誌なんかで、『大文字焼き』ってゆ~てることがあるけど、
間違いやで( ̄^ ̄メ)
京都では『焼き』はつけへん。
『大文字の送り火』が正しい。
普通は『大文字』とか『大文字さん』って呼んだりする。

さて、
京都地図を見てみると、
「あれ???」
って思うことないかぁ?

京都市の行政区の中には『右京区』と『左京区』っちゅうのんがある。
地図に向かって、右京区は左側、左京区は右側やねん。
左大文字はちゃんと左、大文字(右の大文字)は右に位置してるのに。

なんでやねぇ~~~ん( ̄_ ̄)/

はい。
その答えは・・・

行政から見た左右と民衆から見た左右は違う、ってことやねん。

古来より都では、天子(天皇)は北に座して南を向いて政(まつりごと)を行った、っちゅうねん。
そしたら・・・南向いた天子から見たら、西が右で東が左になるやんな。
そやし、行政区である右京区は北を上にした地図では左、左京区は右。

ほな、
なんで大文字さんは同じように地図上で左右が逆になってへんねん?

それは・・・
大文字さんは、天子(行政)のもんと違って、民衆のもんやったしや。
民衆は、北に座し南を向いてる天子に対面して北を仰いでる、っちゅう思想やな。
っちゅうことで、民衆から見ると、左が西で右が東になるわけや。

さぁて、
明日は京都市内、大変やで。
へたに車なんかでウロウロせん方がええかもな。
静かに・・・ゆく夏を偲びましょ(^^)

テーマ : 音楽のある生活 - ジャンル : 音楽

コメント

No title

うちの嫁さん、嫁入り前は
大文字さんを目の前に仰げる
百万遍に住んでいました。
今、娘が百万遍辺りに勤務しています。
近すぎるのもちょっとですよね。
だって、点々にしか見えへんねんもん。

今日はどないしよかな~

百万遍

かびごんさん
え~~~(@_@)!
お嬢さん、もう社会人やったんですか!
前に、高校生んぽお嬢さんがいてはる、ってお聞きして、
イメージがそのままになってました(^_^;)

今日は親子水入らずで、大文字をど~ぞ(^_-)-☆
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