弦はゆるめる?それとも・・・張りっぱ?
ギターの弦、演奏しないときは緩めておくか、ずっと張りっぱなしにしておくか?
このテーマ、昔から論議されてるけど、どちらが正しいか、っちゅうような答えは出てへんとあたしは認識してる。
ギター職人さん達に聞くと・・・
ほとんどの人は『緩めるべし』って言わはる。
そりゃ物理的にギターを変形させようとする力がかかってるんやもんね。
弾き終わったら、楽器を緊張から解放してあげよう、っちゅうことやな。
材木っちゅうのは復元性を持ってるんで、弦を緩めることによって、変形しかけてたのが元に戻ろうとする、って話も聞いたことがある。
製作者の立場からすればそうやろな。
ちなみにギター大手のマーティン社も『緩めるべし』としてはる。
もちろん、職人さんの中にも『張りっぱなしでよし』の人もいてはる。
「変形したら直したらええねん( ̄^ ̄)」
あたしの知る限りでは少数派のようやけど。
では、ミュージシャンさん達は・・・
あくまでも、あたしのまわりでの話やけど、ソロ・ギタリストさんはたいがい緩めてはるな。
んで、バンドや弾き語りで伴奏楽器としてギター弾いてる人は『張りっぱなし』の方が多いかな。
でも、あるクラシック・ギター奏者さんは・・・
常にきちんとしたコンディション(チューニング)で弦を張っておくことによってギター(の材質)と弦が馴染むので、『張りっぱなし』なんやそうな。
んで、弦を交換する時は、当然、弦によるボディやネックへの緊張度が落ちるのを最小限にするために1本ずつ張り替えはる。
あと、『張りっぱなし派』さんの主張にこういうのもある。
「弦を緩めたり張ったりすることによって、ギターにかかるテンションが変化することは、かえってギター材の疲労を招くので、常に一定のテンションをかけておく方が楽器のためにはよいのだ。」
それから、
「しょっちゅう緩めたり張ったりするのん面倒やん。」
っちゅう意見も当然あるわな。
どっちの考えもありやなぁ。。。
ん~では、
あたしはどうしてるか、っちゅうと・・・
基本的に『緩める派』や。
ただし、あたし流にアレンジした『緩める派』や。
まず、うちの『スチール弦』のギター達。
あたしの場合、ギターを弾かない日はないので、その日に最初にギターを弾くときに弦を張ったら、その日は張りっぱなしや。
そして、その日、最後にギターを弾き終わる時に弦を緩める。
「おつかれさん。おやすみ。」
って念じつつ(^_^)
ライブやコンサートのときは、ステージ本番の直前に弦を張るのではなく、前もって張っておく。
2~3時間前くらいかな。
やはり、弦を張ってすぐには、どうもギターと弦が馴染まへんようや。
弦の鳴りが上滑りして、音の深みが出ん。
さぁ、それでは、一体どれくらい緩めてるのか?
人によって、
「ペグを2~3回転分だけ緩める。」
とか、
「弦がタルンタルンになって、テンションが『0』になるまで緩める。」
とかいろいろやんな。
あたしの場合は、けっこう緩めるけど、テンション『0』までは緩めてへん。
おおよそ、はじくとわずかにボヨヨ~ンと音が鳴る程度まで緩めてる。
弦が巻きつけてあるペグのポストがら弦が浮き上がらへん程度や。
それから、翌日のスケジュール状況等をみて、第1弦と第3弦は緩めずに張ったままにしておくこともある。
この2本の弦は一番切れやすいので、本番中に切れることを回避する作戦や。
あたしは、弦は『超』消耗品やと思ってるんで、金属疲労で切れること自体はそれほど気にならへんねんけど、本番中に切れるのは困る。。。
まぁ、あたしの場合、メインで使ってるギターは、1週間に1回くらいは弦を交換してるんで、ほとんど切れることはないけど(^_^)
ただし、1週間以上弾かへんギター達は、全弦をタルンタルンに緩めてある。
ほな、『ナイロン弦』のギター達は・・・
『張りっぱなし』や(^_^)/
ナイロン弦は、スチール弦とちごて、弦を張ってすぐには張り具合が落ち着かへん。
なんべんもチューニングをし直さんなん。。。
っちゅうことで、実用的観点から『張りっぱなし』や。
それでも、1週間以上弾かへんときは緩めとくで。
ウクレレも『ナイロン弦』のギターに準じて、『張りっぱなし』なんやけど、
こちらは1ヶ月以上弾かへんときに緩める。
・・・とまぁ、あたし流やけど、
これは大雑把な説明で、実際は状況に応じてもうちょっとこまめな扱いはしてるで。
楽器の扱い方って、人それぞれやし、
あたしみたいに仕事で使う人もいれば、趣味でたま~に弾いて楽しむ人もいるし。
また、楽器によっても、強度のある子もいれば、華奢な造りの子もいるやん。
そやし、あたしはこう思う。
『緩める』にしろ『張りっぱ』にしろ、その楽器を大切に思って扱っていれば、どちらでもええやん。
あんたのやり方で(●^o^●)
P.S.
ギターの弦のテンションによるダメージとして、『ネックが反る(場合によってはネジれる)』ことを気にする人が多いけど、それよりもボディ、とくにトップ・ボード(表板)の変形の方が大きなダメージやと思うで、あたしゃ。
トップ・ボードがどうしょうもなく変形(孕み)してしもたら、やっかいやで(▼。▼メ)オドシw
このテーマ、昔から論議されてるけど、どちらが正しいか、っちゅうような答えは出てへんとあたしは認識してる。
ギター職人さん達に聞くと・・・
ほとんどの人は『緩めるべし』って言わはる。
そりゃ物理的にギターを変形させようとする力がかかってるんやもんね。
弾き終わったら、楽器を緊張から解放してあげよう、っちゅうことやな。
材木っちゅうのは復元性を持ってるんで、弦を緩めることによって、変形しかけてたのが元に戻ろうとする、って話も聞いたことがある。
製作者の立場からすればそうやろな。
ちなみにギター大手のマーティン社も『緩めるべし』としてはる。
もちろん、職人さんの中にも『張りっぱなしでよし』の人もいてはる。
「変形したら直したらええねん( ̄^ ̄)」
あたしの知る限りでは少数派のようやけど。
では、ミュージシャンさん達は・・・
あくまでも、あたしのまわりでの話やけど、ソロ・ギタリストさんはたいがい緩めてはるな。
んで、バンドや弾き語りで伴奏楽器としてギター弾いてる人は『張りっぱなし』の方が多いかな。
でも、あるクラシック・ギター奏者さんは・・・
常にきちんとしたコンディション(チューニング)で弦を張っておくことによってギター(の材質)と弦が馴染むので、『張りっぱなし』なんやそうな。
んで、弦を交換する時は、当然、弦によるボディやネックへの緊張度が落ちるのを最小限にするために1本ずつ張り替えはる。
あと、『張りっぱなし派』さんの主張にこういうのもある。
「弦を緩めたり張ったりすることによって、ギターにかかるテンションが変化することは、かえってギター材の疲労を招くので、常に一定のテンションをかけておく方が楽器のためにはよいのだ。」
それから、
「しょっちゅう緩めたり張ったりするのん面倒やん。」
っちゅう意見も当然あるわな。
どっちの考えもありやなぁ。。。
ん~では、
あたしはどうしてるか、っちゅうと・・・
基本的に『緩める派』や。
ただし、あたし流にアレンジした『緩める派』や。
まず、うちの『スチール弦』のギター達。
あたしの場合、ギターを弾かない日はないので、その日に最初にギターを弾くときに弦を張ったら、その日は張りっぱなしや。
そして、その日、最後にギターを弾き終わる時に弦を緩める。
「おつかれさん。おやすみ。」
って念じつつ(^_^)
ライブやコンサートのときは、ステージ本番の直前に弦を張るのではなく、前もって張っておく。
2~3時間前くらいかな。
やはり、弦を張ってすぐには、どうもギターと弦が馴染まへんようや。
弦の鳴りが上滑りして、音の深みが出ん。
さぁ、それでは、一体どれくらい緩めてるのか?
人によって、
「ペグを2~3回転分だけ緩める。」
とか、
「弦がタルンタルンになって、テンションが『0』になるまで緩める。」
とかいろいろやんな。
あたしの場合は、けっこう緩めるけど、テンション『0』までは緩めてへん。
おおよそ、はじくとわずかにボヨヨ~ンと音が鳴る程度まで緩めてる。
弦が巻きつけてあるペグのポストがら弦が浮き上がらへん程度や。
それから、翌日のスケジュール状況等をみて、第1弦と第3弦は緩めずに張ったままにしておくこともある。
この2本の弦は一番切れやすいので、本番中に切れることを回避する作戦や。
あたしは、弦は『超』消耗品やと思ってるんで、金属疲労で切れること自体はそれほど気にならへんねんけど、本番中に切れるのは困る。。。
まぁ、あたしの場合、メインで使ってるギターは、1週間に1回くらいは弦を交換してるんで、ほとんど切れることはないけど(^_^)
ただし、1週間以上弾かへんギター達は、全弦をタルンタルンに緩めてある。
ほな、『ナイロン弦』のギター達は・・・
『張りっぱなし』や(^_^)/
ナイロン弦は、スチール弦とちごて、弦を張ってすぐには張り具合が落ち着かへん。
なんべんもチューニングをし直さんなん。。。
っちゅうことで、実用的観点から『張りっぱなし』や。
それでも、1週間以上弾かへんときは緩めとくで。
ウクレレも『ナイロン弦』のギターに準じて、『張りっぱなし』なんやけど、
こちらは1ヶ月以上弾かへんときに緩める。
・・・とまぁ、あたし流やけど、
これは大雑把な説明で、実際は状況に応じてもうちょっとこまめな扱いはしてるで。
楽器の扱い方って、人それぞれやし、
あたしみたいに仕事で使う人もいれば、趣味でたま~に弾いて楽しむ人もいるし。
また、楽器によっても、強度のある子もいれば、華奢な造りの子もいるやん。
そやし、あたしはこう思う。
『緩める』にしろ『張りっぱ』にしろ、その楽器を大切に思って扱っていれば、どちらでもええやん。
あんたのやり方で(●^o^●)
P.S.
ギターの弦のテンションによるダメージとして、『ネックが反る(場合によってはネジれる)』ことを気にする人が多いけど、それよりもボディ、とくにトップ・ボード(表板)の変形の方が大きなダメージやと思うで、あたしゃ。
トップ・ボードがどうしょうもなく変形(孕み)してしもたら、やっかいやで(▼。▼メ)オドシw
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