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土の中のビリー

久しぶりにバンジョー弾いてみた♪



これは、5弦バンジョーっちゅう種類のバンジョーで、名前のとおり弦が5本あるねん。
映像の中であたしが弾いてるのんは、元々は由緒正しき(笑)ギブソンの古いバンジョーや。
でも、自分で使いやすいように、パーツを取り替えたり、フレットを抜いたり、ネックを削ったりして、原形のなごりはペグ・ヘッドの形と『Gibson』のロゴくらいになってしもた(笑)
年季入ってまっせぇ~~~(≧▽≦)

あたしの演奏スタイルは『クロウハンマー/clawhammer』って呼ばれてる奏法や。
右手の人差し指(あるいは中指)の爪で弦を叩くようにして弾くからそういうんやろな(^_^)
北アメリカの中西部あたりがルーツの伝統奏法やと聞いてる。

あたしがクロウハンマーを弾くようになったんは大学時代や。
休み時間にキャンパスの芝生に座って、一人でバンジョーをトコトコ弾いてるアメリカ人がおってん。
気になって話しかけて、友達になって、彼が弾いてた奏法を伝授してもろたんが最初や。

ハワイのスラッキー・ギターと同じく、いろんなチューニング方法があって、それは主に家族や地域っちゅう小さなコミュニティ単位で伝えられたそうな。
「我が家のチューニングはこれ(^_^)/」
みたいな感じで♪

んで、
一日の仕事が終わってから、暖炉の横に座って、トコトコ弾いたんやろな。
あるいは、村の仲間が集まって、フィドル(バイオリン)と一緒に演奏したり、それに合わせてダンスが始まったりもしたんやろな。
ショウ・ミュージックでなくて、自分で演奏して自分で楽しむ音楽、バックヤード・ミュージックや。

ブルーグラスのスリーフィンガー奏法(スクラッグス奏法)やフォークのフレイリング・ストラム奏法みたいに、ワァ~!っと外に出ていって音楽シーンで大活躍、ってわけでもないねんな。
近年になって、一部では注目されてるみたいやけど♪
このへんもスラッキーっぽいなぁ(笑)

スラッキーとクロウハンマー・・・
やっぱり、こんな音楽に魅かれるんやなぁ、あたしゃ(●^o^●)

ちなみに、
演奏してる曲は『土の中のビリー / Billy in the Low Ground』ちゅう曲。
アイルランドのダンス音楽が原曲らしい。
チューニングは、第1弦から『D-C-G-C-G』にしてる。

テーマ : 音楽のある生活 - ジャンル : 音楽

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