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呼んでくれて、ありがと

あたしが大好きなミュージシャン(^_^)/

『The Carter Family(カーター・ファミリー)』

1920年代から30年代にかけて、アメリカ中西部のラジオで活躍したバンドや。
メンバーは
セイラ・カーター(リード・ボーカルとリズム・ギターとオートハープ)
メイベル・カーター(ハーモニー・ボーカルとリード・ギターとハワイアン・ギター)
アルビン・プリーザント・カーター(ハーモニー・ボーカル)
・・・の3人や。
セイラさんとアルビンさんは夫婦で、メイベルさんはアルビンさんの義妹・・・つまりファミリーや。

後に、メイベルさんが自分の娘さん達や娘婿さん達と再結成した『カーター・ファミリー』というバンドもあるんやけど、ここでいうのは元々の上記の3人のメンバーの『カーター・ファミリー』や。
再結成の『カーター・ファミリー』に対して、『オリジナル・カーター・ファミリー』とか『クラシック・カーター・ファミリー』って呼ばれてる。
再結成の『カーター・ファミリー』はメンバーや楽器が増えてパフォーマンスも派手になったけど、あたしは『オリジナル』がええなぁ。。。

フォーク・ギターをやってる人なら、
『カーター・ファミリー・ピッキング』っちゅう奏法をご存知かもしれんな。
メイベルさんのギター奏法のことやねん。

親指で低音のメロディーラインを弾いて、人差し指で高音弦を弾いてリズムをとる奏法や。
また、レコードを聴いてると、メイベルさんはこの逆もしてはる。
つまり、スラッキー・ギターと同じように、低音弦でベースリズムを刻み、高音弦でメロディーを弾く方法。
一般的には前者の方を『カーター・ファミリー・ピッキング』って呼んでるな。

あたしが、最初にこの『カーター・ファミリー』を聞いたのは高校生になって間もないころやったと記憶してる。
ギター雑誌かなにかで見た言葉『カーター・ファミリー・ピッキング』に興味を持って、レコードを買おてん。
(その当時はCDはない。)
ワクワクしながら家に帰って、レコード盤に針を落として・・・

ガッカリした。。。

高校生のギター若僧君が想像してた『すごいテクニック』ではなかったしや。
その時は我慢して(笑)とりあえず両面を最後まで聴いた。
それっきり、そのレコードはお蔵入りとなった。

やっぱり、ギターっちゅうたら、ドク・ワトソンさんとかノーマン・ブレイクさんが気をひいたな。
バリバリとかっこええフレーズとテクニックの奏法。
でも、実は、彼らの奏法の基礎には『カーター・ファミリー・ピッキング』があったんやけどな。
そんなことは、その当時気がつかんわいなぁ。。。(^_^;)

ところが、何年かたったある時・・・
たくさんたまったレコードの整理をしてたときやっと・・・と思う。
奥の方から出てきた『カーター・ファミリー』のレコード。
あ・・・そういえば、こんなんもあったな。。。
なんでか分からんけど、なんかの衝動で、忘れかけてたそのレコードに針を落としてみた。
ひなびた音が流れてきた。
一曲目は『Wabash Cannon Ball』。
その時、なにか心がものすご動いた気がした。
夢中になってそのレコードに聴き入った。
何曲目かに『Evening Bells Are Ringing』が聞こえてきた時は涙が出てきた。
音楽を聴いて涙が・・・なんて、まだあんまり経験したことがなかった若い頃やった。

それから、もう『カーター・ファミリー』の虜になってもた。
単純な音やけど、その奏法を一生懸命マネした。
そのうちに、あることが見えてきた。

音楽はフレーズだけやない。音の響きも音楽や。
早弾きや複雑なアレンジなんかもかっこええけど、
もともとその曲の持つメロディー・ラインをきれいに響かせて弾くことも大切なんや。
今、スラッキー・ギターを弾きながら思てること・・・その当時のままや。

その時は見えなくても
ある時に見えることがある
それは
自分から見えるようになるのではなくて
呼んでもらえることなのかもしれない

ハワイの音楽を始めた時もそうやった。
スラッキー・ギターを始めた時もそうやった。

呼んでくれて
ありがと(●^o^●)

テーマ : 音楽のある生活 - ジャンル : 音楽

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