ケーブルの話(^_^)

こないだ、このブログで、
『マイク・スタンド』の話をしたけど、
今日は、『ケーブル』や。
「ケーブルってなに?」
っていう方には・・・
「コードとか電線とか」
・・・みたいな表現でもええんかいなぁ。。。
『シールド』って呼ぶ人も多いけど、
これは『シールド・ケーブル』の略称や。
ノイズ防止構造になってるケーブルをそう呼ぶ。
つまり、音響関係における『ケーブル』とは、
電気信号あるいは電力を伝えるためのヒモ状の固形媒体の一種。
・・・って、よけい分かりにくいか(^_^;)
早い話、こんなん↓

うちの簡易音響セットで使ってるケーブル類。
とにかく、
音響機材を使ったライブ演奏では欠かすことのでけん大切なモンやな。
楽器とかアンプ類に比べたら、一般的に安価なもんではあるけれど、
でも、これがなかったら、いくら高級な楽器でも音響装置から音は出ん( ̄^ ̄)アタリマエ
ところが・・・
このケーブルの扱いがとっても軽んじられてる場面に遭遇することがある。
遭遇・・・っちゅうか、かなりの確立で目の当たりにするでぇ。。。
『マイク・スタンド』の話の時にも、ちょこっと触れたけどな。
ケーブル類がクチャクチャに丸めて置いてあったりするライブ会場もある。
専属の音響担当者がいなくて、出演するミュージシャン達が自分でそこの機材類を使わせてもらうスタイルのハコなんかに多い。
使わせてもろた後の始末がキッチリされてないわけや。。。
んで、いざ、それらを使おうとすると、断線してたり、プラグが変形してたり。。。
さらに、不規則に丸めてあるもんで(中には、なぜか固く縛ってあったり・・・)、
マイク・スタンドや床を這わせても、中華麺のチヂレ麺みたいになってて、見た目最悪(><)
「音楽に見た目は関係ないぜ!」
っちゅう人もいるかもしれんけど、ライブ・ステージをする場合は、音と同時にステージの絵面もお客さんの目に入ってるもんなぁ。
それから、
ステージで演奏するミュージシャンも・・・
自前のエフェクターやマイクのケーブルで足元がゴッチャゴチャになった状態で演奏してる人、
いるなぁ。
しかも、そのケーブルを踏みつけたままで平気で演奏してる人、
いるなぁ。
そういう人が、楽器や機材のウンチクをたれてても、説得力がないわ(;一_一)
ケーブル類、たしかに消耗品なわけやけど、
でも、決して使い捨て品やないやん。
扱いが悪いと、メンテが悪いと、
その時のステージはうまくいっても、次回にトラブルが起こることがあるやん。
ライブのセッティングをして、いざ(^_^)/
「あれ?音出ぇへん!」
「こっちは変なノイズがのってるで。。。」
「あ・・・お客さん来やはったでぇ(@_@;)」
えらいこっちゃおまへんかぁ。。。(ーー;)
以前にこんな大事故に遭遇したことがある。
ある屋外の音楽イベント。
屋外の音響って、ホンマむずかしい。
主催者さんは音響関係一切をプロの音響屋さんに依頼しはってん。
これで安心♪
・・・と思いきや。。。
「音が出ん(@_@;)」
やて。
音響屋さん、あれこれやってはったけど、うまいこといかへんみたいや。
原因・・・音響屋さんが持ってきた主幹のケーブルが痛んでたんやて。
結局、スペアのケーブルを会社まで取りに帰らはった。
(音響用品店はおろか、コンビニさえもないようなカントリーなロケーションの会場やったし。)
そのせいで、イベントのスケジュールは大幅に遅れて、進行内容も変更せざるをえんかった。
その音響屋さんは、なんらかの形で責任を取らされはった、と聞く。
たかがケーブル、たかが電線・・・と侮るなかれ。
こわいどぉ~~~。。。へ( ̄▽ ̄へ)
コメント
No title
ALOHA
ダウニーさん
いつもお世話になってます(^_^)/
表舞台に出ない一見ちっぽけなものでも、それがないと舞台がなりたたない・・・そんなアイテムって結構ありますもんね(^_-)-☆
ダウニーさん
いつもお世話になってます(^_^)/
表舞台に出ない一見ちっぽけなものでも、それがないと舞台がなりたたない・・・そんなアイテムって結構ありますもんね(^_-)-☆
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先日も、ケーブルの巻き方で、8の字巻というものを知り、なるほど、ぐちゃぐちゃにならない巻き方があるんだ!!とか。
そういうものを大切にする心が、音楽にもでてると
思います。
ひとつの音、ひとつの言葉、、、大切にされて演奏されているからこそ、心に響くんだなぁ~と感じます!!