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鯨ベーコンとブルーズ・・・?

鯨ベーコン

これ、鯨のベーコンや。

いつも行く居酒屋さんで、
『本日のおすすめ』メニューやってん。
780円なり。

今でこそ、
こんなふうにもったいぶった盛り付けで出てくるけど、
あたしが子供の頃は、鯨ベーコンっちゅうたら、極めて安モンな食材やった。

うちの食卓では、豚肉ベーコンやハムの代用品で、
野菜炒めやヤキメシなんかに入ってたわ。
ベーコンに限らず、鯨の赤肉なんかも、安価な肉として扱われてて、
魚屋さんなんかで、ブロックで売ってた。
(肉屋さんでなくて、魚屋さんや。)

「今日の晩御飯はお肉やでぇ~(^_^)/」
・・・って、鯨肉やったな、たいがい。。。

それほど裕福でなかったうちの家計を一所懸命やり繰りしてる母親に、
「え~・・・またクジラぁ~(;一_一)」
などと、バチアタリな不満をゆ~てたのんを覚えてる。
独特の風味(臭み?)が、嫌いやった。

ちなみに、学校給食の定番やったな・・・鯨の竜田揚げ。

いつ頃やろなぁ・・・鯨肉を見掛けへんようになったんは。。。
んで、あたしの記憶に再登場したとき、鯨は高級品になってた。
酒のアテにチョコチョコつまむ『美味いモン』もんになってた。
「なんや・・・クジラかぁ。。。」
なんて言葉が使えんようになってもた。

鯨肉よ・・・君はもしかして、
あのブルーズ・ミュージシャンみたいに、クロスロードに行ったのかい?

アメリカのミシシッピーに伝わる伝説で、こんなんがある。
夜中にギターを手にして、あるクロスロード(四つ辻)に立ってると、
悪魔がやってきて、ギターのチューニングをしてくれるねん。
んで、そのギターを弾けば、たちまち人々の心を魅了し、
ミュージシャンとして大成功。
富と名誉と女と酒を思うがまま我が物にすることができるねん。
ただし・・・魂と引き換えに。。。

とある田舎町にロバートという少年がいてん。
彼は音楽が大好きで、いつもライブハウスに現れては、
ミュージシャンのステージの合間に、
「僕にもギターを弾かせろ。」
とせがんだそうな。
ところが、それがまたひどくヘタクソやったそうな。
そんなわけで、お客からの評判は悪く、時には店からつまみ出されたり。。。

あるとき、ぱったり彼が来なくなったんやて。
しばらくして、再び彼が店に現れた時、また、
「ギターを弾かせろ。」
と。。。

すると、なんと驚いたことに彼の腕前は信じられないくらいになってたんや。
それどころか、彼の弾くギターの音は聞く人の心を奪い、
一気に大人気ミュージシャンになってもた。

人々は、うわさしたそうな。
「やつはきっと、クロスロードで悪魔に会ったに違いない。」

彼はまさに富と名声を手にし、毒殺により若くしてその生涯を閉じるまでの短い間、
女と酒と音楽にあけくれる日々を過ごしたんや。
(毒殺ではなく射殺との説もあり)

・・・って、
鯨ベーコンから、ブルーズ音楽への展開って・・・あり?(^_^;)

あたし自身、書きながら想定外の展開にびっくり(笑)

テーマ : 音楽のある生活 - ジャンル : 音楽

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