レコーディング作業開始(^_^)/

さぁて、いよいよ新しいCDのレコーディング作業がはじまったでぇ~♪
あたしのCDのレコーディング方法は、いわゆる『一発録り』っちゅう手法。
どんな方法かっちゅうと、ライブの時と同じように、録音スタジオに演奏するミュージシャンが全員入って、ライブの時みたいに全員で同時に演奏して、そのまま録音するやり方や。
これに対して『パート録り』っちゅう手法がある。
これは、各ミュージシャン毎にひとりずつバラバラ演奏して録音し、それをあとで機械でミックスする方法。(ギターを弾きながら歌う人でもギターと歌とバラバラに録ったりする。)
それぞれの手法、どちらも長所・短所がある。
『一発録り』は通常の演奏と同じなんで、もしどれかのパートのミュージシャンが間違えたり、気に入らない演奏をしてしまって、録り直すことになれば、最初から全員で全部やり直すことになる。
演奏がうまく進んでいって、最後の最後に誰かが間違えても
「はい!録り直しで~す(-_-)/」
・・・となる(^_^;)
でも、ライブと同じなんで、演奏ユニットの臨場感(ノリノリ感)は充分表現できるねん。
各パートの音がスタジオ内で共鳴することによる自然な空気感も醸し出される。
一方、『パート録り』は各パート毎に収録されるんで、もし演奏にミスがあったり、気に入らないところがあったらそこだけやり直しができる、っちゅうのが大きな利点やな。
しかも『一発録り』と違って各パートのトラックには純粋にそのパートの音しか入ってないので、部分的な修正・差し替えができる。
また、ミュージシャンを一度に全員集合させなくてもええし。
すごいええ方法なんやけど・・・ただ演奏の臨場感や空気感に欠ける。
もちろん機械的に空気感を加えることも可能やけど、『一発録り』の自然な臨場感・空気感にはかなわん・・・とあたしは思う。
今の日本のレコーディングは『パート録り』が主流なんやて。
それでも、あたしは『一発録り』にこだわる。
その臨場感・空気感が大好きやねん。
楽器や歌用のマイクだけでなく、空気用のマイクもスタジオ内にセットしてもろてる♪
しかも、各パートを分けるブースもとっぱらって、まさにライブ感覚(笑)
まぁ・・・『一発録り』って、メチャ緊迫感あふれる作業みたいやけど。
でも、実際にあたしらの現場は。。。
ゆ~るゆるですわぁ~~~ん(●^o^●)
まず、楽しんで演奏してるなぁ、ほんまに♪
んで、後で聴きなおして、
「あ・・・ここ、ちょっとミス・トーンが。。。」
「う・・・ほんまや(@_@;)」
「でも、びみょうやな。。。」
「ま、ええか(^_^)/」
「しやな♪結構ええノリが出てるし♪」
「はい、OKでぇ~~~す(^O^)/」
てな感じで、
まず、あたしがひとりで演奏収録する曲目とノリ坊とデュエットで演奏収録する曲目から録った。
つまり、いつもライブでやってるアレンジの曲目や。
エンジニアさん曰く
「あ~~~・・・気持ちようなってくるレコーディングですわぁ(^_^)」
さて、
次回は来週、サポート・ミュージシャンさん達に手伝ってもらう曲目の収録や。
わいわい、ゆるゆる、もちろん『一発録り』(^_-)-☆
P.S.
いくら緊張感がない、っちゅうても・・・
次回はウクレレ持って来るのん忘れたらあかんで、ノリ坊。。。
(あわててウクレレを取りに帰ったノリ坊でした。)
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