言語vs言語



昨日は、
京都の『ウリウリ』で、月1回のワークショップや。
『ハワイ語で歌うハワイアン・ソング』
寒い中、お天気が悪い中、集まってくれはったみなさん、
ホンマ、おおきにm(_ _)m
昨日のテーマ曲は、クリスマス・ソング♪
かの有名な『Stille Nacht(Silent Night/きよしこの夜)』のハワイ語バージョン。
『Po- La`i E-』
いつもは、まず、テーマのハワイアン・ソングの背景や歴史を説明するんやけど、
今回は、ハワイの話とちごて、聖書の話から始まってん。
この歌に歌われてる、イエス・キリストの生誕の物語や。
クリスチャンの方やったら、よう知ってはるお話。
やっぱり、歌のイメージを膨らませるには、こういうこと必要やね。
んで、それから、
ハワイ語の歌詞の説明。
っちゅうても、ただの歌の翻訳とちゃうし。
歌の言葉をひとつひとつピックアップして、
それぞれの言葉のイメージから、歌の情景を考えてもらう。
これも、大切なことやと、あたしは考える。
歌の翻訳内容は知ってても、
それが、歌の言葉とリンクせなあかんしな(^_-)-☆
こうすることによって、
次のステップが見えてくる。
それは、言語間のギャップからくる面白さや。
それぞれの言語どうし(たとえば、日本語と英語、日本語とハワイ語)、
単語の意味が必ずしも1対1で対応しているとは限らへん。
ある単語の意味を辞書でひいたとき、いくつもの意味が記載されてることがあるやん。
つまり、ひとつの言語から別の言語に置き換えるときに、どの単語を選んで表現するかによって、
ニュアンスが微妙に変わってくるわけや。
時には、イメージがかなり変わってしまうことさえある。
今回のワークショップでも、
英語の歌詞とハワイ語の歌詞を比較して、
そのへんの面白さもみんなで共有した♪♪♪
言語の中には、民族の文化が凝縮されて詰まってる。
もしかしたら、文化の根幹(クム)は言語なのかもしれへんな。
ちなみに、聖書にこんなことが書いたぁる。
<ヨハネによる福音書第1章1節~3節>
初めに言(ことば)があった。言は主と共にあった。言は神であった。
この言は初めに神と共にあった。
すべてのものはこれによってできた。できたもののうち一つとしてこれによらないものはなかった。
おっつかれさんでしたぁ~(●^o^●)
上の写真、
向かって一番左、
作曲者のフランツ・クサバー・グルーバーさん。
その隣、
作詞者のヨゼフ・ムールさん。
それから、
ヨゼフさんのギター。
1818年のクリスマス・イブ、オーストリアの小さな村の教会で初演されたこの歌は、
ヨゼフさんがこのギターで伴奏をした、と言われてる。
次回のワークショップは、
12月11日(水)19:30からですぅ(^^)/
よろしゅ~~~(≧▽≦)
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