セットリストの話

ライブで演奏するとき、
前もって、演奏曲のセットリストを作っておくことが多い。
いわゆる、演奏曲順表や。
それは、メモ用紙になぐり書きにしたのもあるし、
iPadなんかでキレイにまとめたぁるのんもある。
なぁんもセットを決めずにステージに立って、
思いついた曲やリクエストのあった曲を演奏していくこともあるけど(^^)
たいがい、セットリストは作る。
それは、ステージ直前に作ったり、
ライブの当日よりも前に作っておいたりする。
大きなコンサート・イベントなんかやと、
ずっとずっと早いうちから、主催者さんよりセットリストの提出を求められることがある。
さてさて、
このセットリストを作ることが、案外と大変なことやねん、あたしにとっては。。。
ただ、適当にレパートリー曲を羅列するだけやない。
あたしのステージは、ひとつの物語やと考えてる。
つまり、起承転結を組み込んだ流れにしたいわけや。
演劇の舞台で、役者さんが、
それぞれのセリフを順不同でしゃべってしもたら、
たとえ、ひとつひとつのセリフがステキな言葉であっても、
わけわからんことになるやん。
ステージの始まりから終わりまで、
1本の道でつながらんと、
結局、それぞれの楽曲の旨味が出せへんことになる。
たとえば、
とぉっても美しいスロー・ワルツで作られた曲なんかを、
5~6曲連続で聴かされた日にゃ、
いくら美しい、っちゅうても、しんどいわな。。。
とくに、トラディッショナル系の音楽には、よう似たメロディが多いし(^_^;)
並べられた曲同士で潰しあう事態が起こるわけや。
そやし、
この、セットリストを作る作業にはエネルギーを費やす。
曲ごとのリズムやメロディからなる雰囲気や楽曲の持つテーマを考慮して組み上げていく。
ちなみに、
メモ書き、殴り書きやっても、
たとえば、
『オケカイ、ソフィス、レイアナ・・・』
みたいな曲名の省略はせんことにしてる。
これからステージで演奏する大切な曲やもん( ̄^ ̄)コダワリ...
セットリストができあがると、
本番前にもかかわらず、ホッとしてしまう(笑)
コメント
コメントの投稿