つれづれなる話/シンプル・・・でも完成形

初めてギターを手にしてから40数年。
女の子にモテたい・・・っちゅう不純な動機で弾き始めたん(^_^;)
それが、今では職業になって生活を支えてるわけや。
最初は、クラシック・ギター。
一生懸命、楽譜を弾いてたな。
ある日、楽譜なしでギターを弾きながら歌う『フォーク・ソング』っちゅうのんにハマった。
吉田拓郎さんとか泉谷しげるさんとかの歌。
深夜ラジオにカジリついたな。
(その当時、フォーク歌手さん達は、あんまりテレビに出はらへんかってん。)
その後の転機は、レコード店で見つけたアメリカのフォーク歌手ジョーン・バエズさんのアルバム。
彼女の弾き語りに出逢った!
美しく丁寧な歌声とシンプルながら繊細に爪弾かれるギターの織りなす音世界に感動した。
バンドやオーケストラのバックアップなしでも、こんなにステキな音楽になるんや。
そんなとこにあたしの音楽の原点があったんやな。
つまり・・・
今までのあたしの音楽歴(アマチュア時代も含めて)の中で、あんまり大所帯のバンドを組んだ(加入した)ことがない。
ギター1本での演奏か、あるいは2~3人の少人数ユニットがほとんどや。
(セッション・バンドは別として。)
音楽リスニングの好みも、やっぱりシンプル系♪
昔、ラジオやコンサートでギター1本で弾き語りしてたフォーク・シンガーさんが、テレビ番組に出てきて、ギターの音をかき消すオーケストラをバックに演奏した日にゃぁガッカリしたもんやわ。
あくまでも、個人的な嗜好やけどな。。。
今、あたしのメインの音楽ユニットは『KO`OLUA(コオルア)』。
あたしとノリ坊のふたり・・・つまりコンビや。
シンプルなんが好きなんやな、やっぱり(^^)
コーラスも、三声や四声より、二声(デュエット)のアレンジが好きやなぁ♪
それに、低音から高音までカバーするスラッキー・ギターと、そのメロディに見え隠れしながらサウンドを支えてるノリ坊スタイルのウクレレ。
うちらのユニット・スタイルとしては完成形のひとつやと思てる。
(能力・技術ではなく、スタイルの完成形)
ある音楽関係者の方から、商業的にこんなアドバイスをもろたこともある。
「バンドに、ベースと12弦のリズム・ギターを加えるべきだよ。それからウクレレは4弦のではなく、6弦とか8弦のに替えたらどうだい?」
たしかにそんなサウンドもアリかも。
事実、うちらの前作CD『Slack 'n' Ride / Hawaiian Cowboy Style』では、楽曲によっては、ベーシストさんやヴァイオリニストさんにも参加してもろた。
それでも、
うちらのサウンドの核は・・・コンビ(^^)v
そやし、ユニット名も『KO`OLUA(コオルア)』や(^-^)
『二人乗りのカヌー』または『相棒』っちゅう意味のハワイ語。
ある方から、
「バンドっていうからには、最低3人いないと見栄えがよくないわよ。」
って言われたこともあるけど・・・まぁ、これはご愛嬌やと受け止めてる(笑)
バンドちゃいます、コンビですぅ( ̄^ ̄)
うちら・・・ビジュアル系ミュージシャンちゃいまっさかい(-。-)y-゜゜゜
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