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アンチ・ハウリング

sound hole cover sound hole cover

演奏会場の空間や音響の条件によって、ギターのボディがハウリングの原因になることがあるねん。

ステージでは、たとえばギターの音をマイクが拾って音響装置で増幅して客席にその音を届ける。
その時に、ある特定の周波数の音がギターに返ってきて、それをまたマイクが拾って増幅して、またまたそれがギターに返ってきて・・・ってなって、その周波数の音だけがどんどん大きくなっていく。
その現象がハウリングや。

そこで、サウンド・ホールをカバーで塞いで、返って来た音を跳ね返してハウリングのループをカットするっちゅう手法がある。

市販のサウンド・ホール・カバーは、サウンド・ホール全体をカバーするようにできてるんやけど、おいらのギターにインストールしてるピックアップ・マイクは、サウンド・ホールに取り付けるタイプなんで、ピックアップ部分を切り取らんと装着でけん。
なので、丸いカバーを半月状に切断加工した。
このカバーはゴム製や。

ぴったりサイズで装着完了。
(ピックアップの指板寄りの側は空けたぉる。)
ただ、問題点がひとつ。
このピックアップは、マグネットで弦の振動をキャッチする他に、取り付けたサウンド・ホール部分からギターのボディの振動もキャッチして、アコースティック・ギター本来のウッディなサウンドも表現する機能を有してる。

サウンド・ホールに、このゴム製品を装着することによって、ピックアップへのボディの振動の伝達がリダクションされる可能性がある。

それが、ギターの音質に、実際にどれほどの影響が出るのか?
ハウリング防止効果と天秤にかけて、プラスになるかマイナスになるか。
ライブ会場のサウンド・チェックで検証して判断せんなんな(o^^o)

テーマ : 音楽のある生活 - ジャンル : 音楽

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