メガネ

新しいメガネを買おた。
車の運転の補助用に。
ちょっと時間が空いた時に、突然思い立ってん。
近くにあったメガネ・ショップに行った。
手軽に買えるようになったなぁ、メガネ。
お店行って、その場で検眼して、30分程で出来上がるん。
この年になってメガネの話をすると、
「老眼鏡か?」
って言われることが多いけど、ちゃう。
近視用のんや。
今はコンタクト・レンズ愛用やけど、おいらのメガネ歴は長い。
小学2年生からや。
そのころ、今から50年も前・・・世間ではメガネをかけた子供なんておらんかった。
おいらの通ってた学校の1年生から6年生まで全校生徒の中で、おいら含めて2人だけやった。
んで、メガネをかけてることで上級生から随分イジめられたわ。
泣きながら家に帰ると、
「男のくせに泣くな!」
と母親に叱られた。
「メガネなんかイヤやT_T」
って訴えても、
「(イジメッ子なんか)ほっといたらええねん。」
って、取り合ってくれんかった。
ところが、一度だけ、そんな母親が、おいらがイジめられてる場面に遭遇した時、イジメッ子達をドヤしつけたことがあった。
「あんたら!!!目の悪い子がメガネかけて何が悪いんや!!!目の悪い子の気持ちになってみなさい!!!」
んで、家に帰ってから、母親が泣いた。。。
「できることやったら、私の目玉取り出して取り替えてあげたい。」
母親は、おいらがイジめられてるのん決して平気ではなくて、それどころか、ずっと辛抱して・・・悔しさがたまってたんやろな。
ちなみに、母親は視力は良かった。
晩年になって、
「聖書の字が読み辛い。」
と、老眼鏡を使うようになったけど。
でも、後で母親は父親に叱られたらしい。
「子供の争いに親が手出しするな!」
って。
それでもその頃は、現代みたいな陰湿陰惨なイジメではなかったな。
また、イジめられてると正義感の強い同級生の女子達が団結してカバってくれたりもした。
もの心ついた頃から、ことあるごとに母親から聞かされてた。
「男はジェントルマンになって、レディを守らなあかんで。」
ところが、女子達に守ってもろてたわけや^_^;
おおきに( ̄^ ̄)ゞ
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