アレンジ

ご縁があって、駅前モールのイベント演奏に呼んでもろてん。
うちらコオルアの他にもゲストで呼ばれたミュージシャンさんがいてはった。
つまり、対バンやな。
異なるジャンルのミュージシャンさんや。
こういう異ジャンルのアーティストさんと対バンさせていただくことはちょくちょくあるし、うちらコオルアの好むところや。
そして、いつも思う。
「勉強になるなぁ♪」
この日も、ホンマ勉強になったわ。
対バンの5人編成アカペラ(無伴奏コーラス)ユニットさん。
初めてお会いするミュージシャンさんや。
基本的に楽器の伴奏なしで人間の声だけの歌パフォーマンス。
ハーモニーだけでなく、人間の声でリズム・セクションをも作り上げる。
んで、
彼らの編曲技法が素晴らしかった。
オリジナル曲の他に、歌謡曲等の有名な曲もレパートリーにしてはる。
そこに彼ら独自のアレンジがなされていて、それは元の楽曲に新たな生命が宿ったように思うほど。
ぐんぐん彼らの音楽の世界にひき込まれて行く。
アレンジっちゅうもんは、とりあえず原曲をちょっと変えて歌えばええ(演奏すればええ)・・・なんてイージーなもんやない、とおいらは考える。
原曲と同じくらい、あるいはそれ以上に聴く人を納得させんと意味がない。
「(原曲は)せっかくええメロディやのに、なんでグチャグチャにするのん?」
などと思われたら最悪の事態やん(^_^;)
(もちろん人それぞれの好みの問題もあるけど)
元々の楽曲が、違ったテイストでステキに生まれ変わること。
それがアレンジなんやと思う。
対バンでご一緒させてもろたユニットさんのは、まさにそんなステキなアレンジやった。
そして、その複雑なアレンジをこなすための練習もガッチリしてはるんやろな。
演奏(歌唱)技量と共に、そんなアレンジ技量もミュージック・アーティストの誇りとなりうるもののひとつなんやと思うわ。
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