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Na- leo mele kanikau(鎮魂歌)

requiem requiem

先日、日曜日、若くして急逝した友、ひで君の追悼ライブやった。
彼といろいろな縁のあったたくさんの友人達が集まった。
ご家族の方も来てくださった。

あたしが亡くなったひで君を想い書いた歌「Ka Makani I Ka Lani E」の歌詞プリントが参加者に配布されていて、ライブの冒頭でその歌詞の意味をあたしが説明することになっててん。
(歌詞は全部ハワイ語で書いたんで)
6番まである歌詞を1番から順に説明するんやけど、5番あたりで
「あ・・・あかん。。。」
うる・・・ってきそうになってしもて。。。
まだ始まったばっかりやんかいさ。
でも、なんとか切り抜けた。
・・・みんなにはバレてへんやろ。。。(^_^;)

んで、歌った♪
「あ。。。」
4番の歌詞と5番の歌詞を入れ違いに歌ってしもた(-_-;)
・・・みんなにはバレてへんやろ。。。(^_^;)

・・・って、歌詞プリント配ってるしバレバレやん!
<m(__)m>スマン

ライブがスタートした。
ひで君と最後に二人組ユニットを組んでたウクレレ・プレイヤーのMASA君の司会で、彼を哀悼するミュージシャン達が次々と演奏し、そしてフラ・ダンサー達が舞った。
千葉、名古屋っちゅう遠方からの仲間も駆けつけて演奏した。
名古屋からのミュージシャンっちゅうのは、あたしがいつも名古屋でお世話になってる「Ka Wailele(HAWAさん、HIDEさん、TOKUちゃん)」や。
関西での演奏は今回で2回目の彼ら。1回目の時がひで君との接点やった。
たった1回会って・・・でも心が通じ合って。
そして今回駆けつけてくれた。
素晴らしい'オハナ・スピリットやな。
そして関西の仲間たちの想いと合体!
大きな'オハナがここにできあがったんや(●^o^●)
ミュージシャンもダンサーもオウディエンスもスタッフも、みぃ~んなでひとつの'オハナになった。

ひで君、ありがとう(●^o^●)


**********
あたしの演奏は最後から2番目やった。
相方のノリ坊のコーラス&ウクレレのサポート。
最初の3曲は鳥にまつわる歌。
去年、某所でのクリスマス・イベントのライブの時、会場に小鳥が1羽紛れ込んできたことがあってな。
本来なら、ひで君もそのイベントで演奏することになってたもんやから、関係者みんなで
「亡くなったひでやんが鳥になって来てくれたんや。」
って話し合っててん。
そんなこと思い出して、鳥にまつわる歌の中から3曲選んだんや。
それから4曲目・・・ひで君が去った寂しさをこの歌に託した。
そして最後に、ライブ冒頭で演奏した「Ka Makani I Ka Lani E」をもう一度歌った。ひで君にいっぱいの想いをもっと届けたくて。
さらに、ハナ・ホウ(アンコール)もいただいた。

1- Ka Ipo Lei Manu
カラーカウア王の奥さんのカピ'オラニ后が外国へ旅に出ている夫のことを気遣い、そして一人ハワイに残った自分の寂しい思いを書いた歌。
「私は鳥の羽のレイの恋人(大切な愛する人)への愛で心がいっぱいです。わたしのパートナーは森に住む鳥です。」
でも、カラーカウア王は旅先で亡くなってしまい、この曲は悲しみの歌になってしもた。。。

2- Ka Pilina
昔のアリ'イ(首長)の伝説を元に書かれた小鳥達に囲まれて愛を営む女の子の歌。
以前にひで君があるライブでこの歌を歌った時のことが印象に残ってて選んだ。その時にフラを踊ったダンサーさんが来てくれてたんで踊ってもろた♪

3- Manu 'O-'o-
ハワイ島ヒロに咲くレフアの花の蜜を吸いにやってくる'オー'オーという小さな鳥の歌。ホンマはレフアの花を男性、'オー'オーを女性として書かれた歌なんやけど、このライブではレフアの花を集まったみんなに、'オー'オーをひで君に重ねたイメージで歌った。
Ho'omai, 'Oni mai
(ほら、こっちにおいで)
Ko- aloha ma neia
(あなたの愛はここ)
Kihene lehua
(レフアの花の房)

4- Ma-pu Mau Ke 'Ala
「愛する人との大切な時間を芳しき香とともに過ごした。そして今、ひとり残された自分の心にその時の香が残った。」
ちょっと切ないラブ・ソング。ひで君とMASA君のバンドを親身になってバックアップしてくれてたHinaさんにフラを踊ってもろた♪

5- Ka Makani I Ka Lani E
あたしのオリジナル曲。
「空の風の中に、海の波の中に、森の花の中に、天の光の中に、そして私の涙の中に・・・君はいる。」

6- Aloha 'Oe(ハナ・ホウ)
カラーカウア王の妹でハワイ王国最後の女王リリ'ウオカラニが、女王になる10数年前に書いたラブ・ソング。
「愛する人よ、さようなら。また会う時まで。」

テーマ : ライヴレポ・感想 - ジャンル : 音楽

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