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ギターとピックアップと弦の相性

Martin RETRO

メインの愛用ギター『Martin HD-28VS』の弦の種類を変えてみた。
今までは、ずっと『MSP4100』っちゅうのんを使ってた。
これはフォスファー・ブロンズ(銅とスズのにリンを加えた合金)の弦や。
(以下、フォフファーと呼ぶ。)

おいらの演奏スタイルの表現法に寄り添ったええ弦や。

ところが、最近、新製品の『RETRO』っちゅう製品が出て、ちょっと気になっててん。
これは、1930年代の弦の復刻版的なんやけど、ただの古い製法のんではなくて、うまいこと現代用にアレンジしてある。

今のアコースティック・ギターのメタル弦の主流は、前述のフォスファーやブロンズ(銅とスズの合金)製や。
でも、それ以前はニッケル合金が主流やった。
おいらがギターを始めた頃にも、まだニッケル弦がけっこうあったように覚えてる。
んで、この新製品『RETRO』も、巻き線にモネル合金(ニッケルと銅)が使ってある。

弦を張りかえる作業をしながら、すでにこの弦の特徴が手に伝わってきた。
「やわらかい。」
巻き線弦もスズメッキ鋼のプレーン弦も、フフォスファーやブロンズのんよりもピンピンとハネる感覚が少ない。
そして、張り終えても、やはり若干柔らかい感覚や。

Martin RETRO

弾いてみる。

音色は、フォスファーほどのきらびやかさはない。
悪く言えば、地味。
良く言えば、しっとり。
音量は、フォスファーより若干落ちる。

しかし、この弦・・・木の響きがする。
いや、弦が木をナチュラルに響かせてる。
もひとつ言うならば、20年以上前に製造されて枯れ馴染んできた木材を無理なくやさしく振動させてる・・・なイメージや。
低音のズシン感やシャープな金属感はないけど、じつに優しい音色や。

ええわぁ♪
・・・と言いたいとこやけど、問題はここから。

これをピックアップ・マイク(以下、ピックアップ)を通して鳴らした場合どうなるんやろか。
ライブでは、ほとんど生音ではなく、ピックアップを通した音になる。
ちなみに、おいらのピックアップは『M80』っちゅうマグネットとボディ・センサーの併用タイプや。

やってみた。

驚くべき結果がでた!!!

生音で聴いた優しさはそのまま。
でも、生音にはなかった、音の芯が出た。

観点を変えて表現するなら、音の立ち上がりや。

生音では、弦の振動が始まってから木材にそれが伝わって、木材の振動が『ワァ~ン』と始まる。
それが、フォスファーよりも、ワンテンポ遅れるようなイメージやった。
『ワ~ン』ではなくて『ゥワ~ン』な感じ。

それが、ピックアップを通すと、音の立ち上がりの遅れがなく『クワ~ン』となる。
前述のとおり、おいらのピックアップは、マグネットとセンサー併用式や。
そやし、弦がはじかれると即座にその振幅がダイレクトにマグネットに伝わって電気信号に変換される。
それからボディの振動が始まると、さらにピックアップのセンサーがそれを拾い上げ、生音の時のような木の響きを醸し出す。

めっちゃええ感じや。
優しいけど芯がしっかりして、音別れが美しい。
やはり、フォスファーに比べて、きらびやかや低温のドッシリ感はない。
それでも、ホンマ、芯のある優しさや。
気に入った。

そういえば、
エレキギターやスティールギター等、マグネット・ピックアップで音を鳴らす弦楽器の弦は、今でもニッケル合金が多いもんな。

つまり、
枯れてきた木材のボディにマグネット・ピックアップ、それにこのモネル合金製の『RETRO』弦は相性がええのかも。

注:
これは、おいらのギターとピックアップを使っての検証結果や。
すべてのギターで、こんな結果が出るとは思えへん。

あとは、もうちょっと使って耐久性を検証してみよ。

ええ結果が出たら、おいらの『HD-28VS』用のスタンダード弦に採用しよっと♪


P.S.
ライブハウス『5th-Street』のマスターさん、検証ご協力ありがとうございました(^_^)/


コオルアのライブ等情報はこちら
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クローズ・イベント、プライベート・イベント等への出演情報は掲載しておりません。

Slack-Key MARTY & KOʻOLUA's Videos (YouTube)
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テーマ : 音楽のある生活 - ジャンル : 音楽

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