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コオルアが『絶対にまた行きたい!』お店(カレー)

松栄館

舞鶴で見つけた洋食レストラン。
古めかしいたたずまい・・・『洋食レストラン』の表示がなかったら、そうは見えへん。

松栄館

いかめしい門から入ると『さざれ石』を配した前庭。
パーフェクトに和風感がただよう。

松栄館

格子の入り口をガラガラと開けると、中居さんが・・・否!
なんと、
「コスプレか?!」
みたいな上級船員さんの服装をした若い女性のクルーさんが出てきて、キャビン(客室)まで案内してくれはった。
手入れされた中庭に臨む大広間や。

松栄館

ここは元々、明治時代に開業した旅館やったそうで、舞鶴の海軍さんの御用達やったそうな。
その建物をそのまま利用してレストランにしてはる。
なんか、ここに集う当時の若い海軍士官たちの笑い声が、今にも聞こえてきそうな気がする。

松栄館

そして、
このレストランのウリは、その風情だけやない。
供される洋食メニューは、昔の日本海軍のレシピ『海軍割烹術参考書』そのままで調理してあるんやて。
お店の看板は『洋食レストラン』ってなってたけど、このお店のホームページには『海軍料理』となってる。
https://shoueikan.com/

海軍ゆ~たらカレーやん。
海軍出身やった父(故人)も『ライスカレー』のこと、ようゆ~てた。

『海軍カレイライス』なるメニューを注文した。

松栄館

これで900円は安い、と思える見栄え。
(お料理にとって見栄えも大事、とおいらは考える。)

んで、
船長さんの服装のクルーさんが説明してくれはる。
「こちらのカレイライスは英国スタイルですので、フォークでお召し上がりくださいませ。」
もし、どうしても食べにくいようなら、スプーンを持ってくる、とのこと。

松栄館

たしかに、海軍のカレーは英国のんがベースになってる、とは聞いたことがある。
しかし、日本海軍ではフォークで食べてた・・・とは思えへん。
子供の頃、父から海軍式のテーブル・マナーを教えてもろたことがある。
カレーをフォークで食べる術はなかった。

でも、おもしろそうなので、フォークでいただいた。
具材がゴロゴロとしてて、アッサリしたルーも麦飯によう絡んで、思うほど食べにくくはなかった。

さて、その味。
現代の洋風カレーをイメージして食べると、ひとくち目で、
「なんやこれ。。。頼りない味。。。」
てなる。

しかし、ふたくち、みくちと口に運ぶと、この『海軍カレイライス』の魅力が口中に広がり、幸せな気分になる。
いわゆる『長時間かけてコトコト煮込んだコッテリ旨味』な感じはない。
でも、スパイスが絶妙にブレンドしてあって(それほど辛くない)、ふわっとライトに食欲をかき立てる。

ちなみに、
ここに来るに先立って、ふっと入ったカフェで『海軍さんのカレー』なるものを食べた。

海軍さんのカレー

それとは、まったく異種・異世界のものや。
この『海軍さんのカレー』は、ふつうの現代カレーで、特にどうということのないもんやった。
ともすれば、レトルトやったかも。。。

また、食べたい!!!
海軍カレイライス!!!
また、行きたい、舞鶴!!!


*本記事は、宣伝目的のものではありません。また、あくまでも個人的な感想の記述ですので、料理の味や内容、店舗の風情等を保証するものではありません。
   
コオルアのライブ等情報はこちら
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クローズ・イベント、プライベート・イベント等への出演情報は掲載しておりません。

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テーマ : 音楽のある生活 - ジャンル : 音楽

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