スラックキーでカントリー/A Mansion On The Hill (動画)
『A Mansion On The Hill(マンションオンザヒル)』
カントリー・ミュージックの父と呼ばれる偉人ハンク・ウィリアムズ(Hank Williams)さんとソングライターとして有名なフレッド・ローズ(Fred Rose)さんによる合作楽曲や。
マンションゆ~たら日本では、アパートより上等な集合住宅っちゅう意味になるけど、ホンマの意味は大邸宅。
もちろん、集合住宅ではなく庭付き門付きの戸建や。
プールなんかもあるんやろな。
もしかしたら、テニスコートなんかも。
この歌が出来上がった時の有名なエピソードがある。
アラバマからやって来た無名のシンガーソングライターのハンクさんの実力を試すために、フレッドさんがハンクさんに『A Mansion On The Hill』というタイトルで歌を書くように要求する。
すると、ハンクさんはその場で(隣の部屋で)即座にこの曲を書き上げた。
しかし、その伝説には異論もある。
ハンクさんの死後何年かして、悪妻と言われていた彼の前妻のオードリーさんが、この曲の制作には自分も関わっていた、と主張しはじめる。
また、フレッドさん自身によると、
ハンクさんは彼の出した課題になかなか答えることができなかったそうや。
ある日、フレッドさんが
「Tonight down here in the valley(今宵、ここ谷間にて)♪」
と歌い出したところ、ハンクさんもそのフレーズが気に入って、二人の合作でこの名曲が生まれたんやて。
ちなみに、この曲がレコーディングされた時(1947年11月7日)のミュージシャンのメンバーには、ハワイ音楽界でも有名なジェリー・バード(Jerry Byrd)さんがスティールギターで入ってはる。
この曲の歌詞を日本語に翻訳してみた。
今宵、この谷間にて
僕はさみしく悶々とした気分
小さなあばら家にひとり座っていると
君の住んでいる丘の上の大邸宅が見える
覚えているかい?
僕たちが別れる時に、君が言ったこと
愛なんてなくてもやっていける
愛のない丘の上の大邸宅で
何年もずっと待ち続けてきた
本当の愛と真実を分かってほしくて
君が悲しく暮らしているのを知ってるから
愛のない丘の上の大邸宅で
明るい光が窓から漏れる
木々は音も立てずにじっと立っている
君はプライドを捨てられずに孤独に暮らす
愛のない丘の上の大邸宅で
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