カーネーションの花という歌のこと
"Pua Carnation”
『カーネーションの花』
トラディショナル・ハワイアン・ソングの名曲のひとつに名を連ねるこの曲。
『Kaimana Hila』や『Ke Kali Nei Au(Hawaiian Wedding Songの原曲)』の作者として知られるハワイの作曲家チャールズ・エドワード・キング(Charles Edward King)さんの作品。
ウチらコオルアの大好きな楽曲のひとつや。
コオルアのCD『MELENAHE』にも収録されてる。

そして、昔、ハワイのフラ・コンペで、ノリ坊が、所属するハーラウ・フラ(フラ教室)のチームで踊って優勝した時の思い出深い曲でもある。
白い衣装に赤いカーネーションが印象的やったな。
10年たった今でも、まだ鮮明に心に残ってる。
ちなみに、この時ノリ坊達が身につけてた生花のカーネーションのレイ、ギッチリと編んであって、相当重かったそうな。
クルっとターンすると遠心力で体が持って行かれそうになるんやて。

この曲が書かれた時代はハワイにアメリカからの音楽スタイル、いわゆるジャズが流れ込んで来て、ジャズ風の楽曲もたくさん書かれた。
でも、チャールズさんの書く旋律はジャズには寄せていない独特なラインを持ってた。
(のちに、ジャズ・ミュージシャンさん達が彼の楽曲をジャズ編曲して演奏することは多々あったと思うけど。)
そんな意味では、彼の楽曲は、洋楽器類で演奏されるようになった近代ハワイ音楽ムーブメントの中では純正ハワイアン曲の一群をなしている、と言えるのではないやろか。
とくに、この『カーネーションの花』のメロディをじっくり味わってみると、シンプルながら美しくもありユニークでもある。
ちなみに、細かい話なんやけど・・・
コオルアのバージョンは、一般的によう聴かれるバージョンとは、一部の歌詞とメロディライン(コードワーク)が違ってる。
たとえば、
4拍子としての5-8小節目の歌詞。
コオルアは『Pua carnation kaʻu aloha(カーネーションの花、私の愛する人)』って歌ってる。
一般バージョンは『Pua carnation kaʻu i aloha(愛する私のカーネーションの花)』や。
7小節目の和声の付け方もちょっと違うな。
それから、
2コーラス目の冒頭部分の歌詞。
コオルアは『Ke aloha(向けられた愛)』、一般バージョンは『Kō aloha(あなたの愛)』。
など。
なんでか、っちゅうたら、
コオルア・バージョンは、おいらが40年前にハワイで手に入れた古い本に載ってたチャールズさんの楽譜と歌詞を参考にしてるねん。
もちろん、歌としてどっちが正しいとか間違ってるとか言う話は全くするつもりはない。。
でも、ウチらはウチらなりに作者の思いを少しでも汲み取って表現したいだけ。
・・・て言いながら実は、
上の動画の中で、『Ke aloha』のとこ、一回だけ間違えて『Kō aloha』って歌ってもぉた(^_^;)
チャールズさん、かんにんm(_ _)m
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