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四半世紀といえど・・・

京都タワー

四半世紀たったんやなぁ。

あの朝、おいらまだ寝床にいた。
夢を見てた。

小さな男の子の手をひいたおじいさんがおいらの枕元に立って、しきりに西の方向を指さして訴えるように言ってはる。
「向こうから来るんじゃ!向こうから来るんじゃ!」
そこで目が覚めた。

あまりにも立体的で印象的なその夢をボォっとした寝覚めの意識の中で反芻していると、数秒後・・・いや10数秒後やったかもしれん・・・ゴォォォォォと地鳴りと共に家が大きく揺れ始めた。
それは夢ではなく現実や。
木造の古い家はギッシギッシと音を立てた。

長い揺れがひとしきり落ち着いた頃、テレビやラジオでは大騒ぎしてた。
いろんな不確かな情報が飛び交ってた。
「京都タワーが傾いております!」
・・・なんちゅう声もラジオから聞こえた。
(実際は傾いてない。)

それから、ニュースを見るたびに被害者さんの数が増してくる。
亡くなった方、初期報道では数10人から・・・やがて5000人を超え。。。
関連死を含めて6434人の方が亡くなった。
おいらの知り合いもたくさん被害に遭ってはる。

でも、
ものすごい揺れやったにも関わらず、ウチは全く無事やった。
けっこう古い家やのに、ガラスひとつ割れんかった。
不思議なことに、飾ってあった華奢で不安定な人形さえ倒れずに定位置にあった。
震源に近い神戸方面ほどではないにしろ、同じ京都市内でもいろんな被害を聞くのに。
ホンマに幸運やったんやな。

夢のことについて、別に霊感とかなんとか、その類のことを言うつもりはない。
単なる偶然かもしれへん。
でも、とんかくその夢は今でもハッキリ覚えてる。
しかし、仮に夢のお告げやったとしても、数秒では逃げられへんわな(^_^;)

おいら思う。
四半世紀・・・とか区切りを考えてたらあかんねん、こういうことは。
いつ、なんどきも、忘れてはあかんことなんや。
歴史っていうには、まだまだリアルな出来事なんや。
事実、この四半世紀のあいだに、大きな自然災害が日本でいくつも起こってる。


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テーマ : 音楽のある生活 - ジャンル : 音楽

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