峠の我が家
"Home on the Range"
古いカウボーイ達の愛唱歌として知られ、またカンザス州の州歌でもある。
日本語のタイトルは『峠の我が家』ってなってるな。
日本でも有名な曲や。
でも、この『峠の我が家』っちゅうタイトル、なんか違和感があるな。
50数年前、NHKの『みんなの歌』で、このタイトルで紹介されたんやそうな。
オリジナルのタイトルの「range』っちゅう単語の訳し方なんやろかな。
この単語は、『範囲』とか『連続的』な元の意味がある。
土地の範囲とか、連なる山々みたいな感じやな。
あと、軍事用語では、射程距離なんちゅう意味でも使う。
それから、もうひとつ、『放牧地』っちゅう意味でも使われる。
この歌の場合、連なる山々の『峠』ではなく、この『放牧地』の方ではないやろか・・・と、おいらは思うわけや。
オリジナルの歌詞に出てくるバッファローなんちゅう牛は山の中をうろついてへんのちゃうかな。
大平原の放牧地やろな。
まぁ、日本語の歌詞にはバッファローは登場せぇへんので、それなりにつじつまは合ってるけど。
でも、原歌を知ってたら、ちょっと違和感を禁じ得ない、っちゅうだけのことや。
ちなみに、日本語の歌詞も、訳詞と考えないならば、メッチャ素晴らしい歌言葉やと思うな、おいら。
ガットギター(ナイロン弦ギター)で弾いてみた。
メタル弦ギターとは違った趣き。
音の広がり方はフワっと柔らかく感じるけど、実は音の立ち上がりの瞬発力はメタル弦ギターよりも強く発現する感覚がある。
なので、ピッキングのコントロール・レスポンスは、メタル弦よりもダイレクトやと思う。
「大袈裟すぎる。」
と言われるのを恐れずに述べるなら、メタル弦ギターとガットギターは異種の楽器であるとさえ考える。
巷でエレキベースとウッドベースの違いについて語られ論議されているが如し。
実に面白い。
注:上記のギターの比較において、その差異は、機械的に計測したものではなく、個人的感覚によるものであり、またギター個体それぞれの特性による違いもあることをご了諾願いたい。
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