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フォークは生ギターで

加藤登紀子さん

今日、テレビで昭和の音楽の番組してはった。
懐かしいフォークシンガーさんがたくさん出演してはった。
中学~高校の頃に憧れたフォークシンガーさん。

その中で、ベテランのフォークシンガーさんが、
「俺たち、電気がなくても演奏できるもんな。」
みたいなことをゆ~てはった。

つまり、昔は、フォークシンガーさん達は、生ギター1本で歌ってはった。
生ギターっちゅうのんは、アコースティック・ギターのことで、今でいう『アコギ』やな。
フォークバンドの楽器編成もアコースティックが主流やった。
ベースが辛うじて電気を使うのんを許されてたくらいかな。
それでも、ウッドベースが幅を利かせてたな。

ところで、
昔は、フォークシンガーは滅多にテレビには出演しはらへんかった。
フォークソング全盛時代においても。
そのホンマの理由は、おいらは知らんけど、こんな話は聞いたことある。

テレビの歌番組では時間の枠組みがタイト過ぎて、たとえば、ヒット曲でもワン・コーラス分しか歌わせてもらえない。
歌に含まれるメッセージを大切にするフォークシンガー達は、それでは自分たちの表現したいことができない。
なので、テレビには出ないのだ。

しかしながら、
時代の流れか、フォークシンガーさん達もたまにテレビに出やはるようになって来た。
その時、テレビで歌うフォークシンガーさんを見て、おいらは大いに落胆させられることが多かった。
なぜなら・・・

彼らは、ギターを抱えて登場するんやけど、そしてギターを弾きながら歌うんやけど、そのバックにオーケストラがくっついて、せっかくのギターの音をかき消してしもてる。
彼らが持ってるギターは、どれもメッチャ高級なギターや。
なのに、その音がほとんど活かされてへんわけや。
まさに、カッコだけ・・・みたいなことになってしもてる。

オーケストラはそれはそれで、素晴らしい編曲がしてあるんやけど。。。

まぁ、いろいろ好みはあるやろけど、おいらは、オーケストラなしで、ギターだけで歌って欲しかったな。
みなさん、ホンマはギターめっちゃ上手いんやから。

そして、まもなく、フォークソングっちゅう言葉は、テレビではあんまり聞かれへんようになった。
んで、ニューミュージックなんちゅう呼称が登場するわけや。

上の写真は、今日の番組で流れてた加藤登紀子さんの昔の映像や。
実は彼女が弾いてはるのんは、メッチャクチャええギターやねん。
でも、オーケストラがガバァ~~~っと被せてあって、いくら耳を澄ませてもギターの音は聞こえへんかった。
映像を見ると、ギターにもちゃんとマイクが当ててあるのに。
もしかしたら、オケは後から被せたのんかなぁ。。。
それは分からん。

念のため、もう一度言うと、
これはおいらの好みの話なんやで。
生ギター(アコースティックギター)が大好きなおいらの・・・こ・の・み(≧▽≦)


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