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楽譜の話

E Kuu Home Ē Eia Nō ʻOe

おいらがハワイ音楽を演奏し始めた頃、
ハワイ音楽のミュージシャンさん達との交流の中で、他のジャンルから来たおいらにとって、
「おや?」
と思ったことがあった。

たとえば・・・

まだハワイアン・ソングをあまり知らないおいらに、
「ハワイアンの『楽譜』貸したろか?」
って、言ってくださる親切な先輩さんがおられた。

あるいは、
仲間同士でも、
「その曲、明日『楽譜』書いて持ってくるわ。」
とか、
「『楽譜』見ながら歌ってもいい?」
っていうような会話がよう出てくる。

ハワイ音楽の世界に入った当初、そこに違和感があったんや。
なんでか、っちゅうと、
その時の『楽譜』って言われてるのんは、ほとんどの場合は、五線譜とかタブ譜ではなくて、歌の歌詞の上にコードが書いてあるもんで、メロディやリズムは分からんもんやったし。

もちろん、
それまでに、おいらが関わってきた音楽でも、そういうのんは使ってきた。
しかし、その呼び名が違ってた。
『楽譜』とは言わずに、『歌詞カード』って呼んでたな。

音楽を演奏したり、記録したりするもんやし、『歌詞カード』も『楽譜』の一種なんかもしれんな。
それぞれの世界によって、名前の付け方はいろいろあってしかるべしやと思う♪

ちなみに、
おいらは、どちらかといえば五線譜が苦手な方や。
クラシックギターを弾いてた頃は五線譜とのお付き合いやったのにな(^_^;)
「え~っと・・・」
って拍数を勘定しながら書くことができる程度や。
簡単なメロディやったら読むこともできるけど、音大の学生さんみたいに、文字を読み書きするがごとく、スラスラと音符を読み書きすることはでけへん。

それでも、
五線譜を活用することはよくある。

まず、
オリジナル曲については、できるだけ楽譜(五線譜)に書き留めておくようにしてる。
歌ってるうちに変形していくことがあるので、たまに原点回帰するために(笑)

それから、
ちょっと複雑なコーラスや対位法を使ったハーモニーの編曲をする時も五線譜を活用する。
そうすると、各音階の動きを視覚的に考えることができる。

あと、
スラックキー・ギター教室のレッスン用に楽譜を書く。
それは、あくまでも、弾き方の資料のような位置づけに考えてる。
ホンマは、本来のハワイの伝え方のように、
「聴いて、見て、覚えなさい(体に取り込みなさい)。」
がええと思う(^_-)-☆


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テーマ : 音楽のある生活 - ジャンル : 音楽

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