fc2ブログ

ペグの修理

フリクション式ペグ

ウクレレ教室の生徒さんからウクレレ預かったん。
「チューニングができなくなりました。」
ってことで。
チューニング・ペグの故障や。

このチューニング・ペグ(以下、ペグ)は、ギターなんかで使われてるギア式ではなくて、フリクション式のん。
つまり、ペグの構造体の中で摩擦力を使って、弦の張力に抗してチューニングを保持する、というタイプのんや。
なので、使ってるうちに、この摩擦力が無くなって来て、チューニングしても弦がすぐに緩んでしまうことがある。

んで、
このウクレレのペグには、緩んだ場合の締め付け用のネジが付いてて、それを適宜締め直してやると、摩擦力が復活するようになってる。

ところが、このウクレレ、そのネジを一杯まで締め付けても、ペグが緩いままで摩擦力が復活せんようになってしもてん。
たしかに、おいらがギュっとネジを締め直しても、ペグを巻いて手を離すとプルンと巻き戻りしてしまう。

ペグを分解してみた。
ちなみに、おいら、子供の頃から、分解・組立は好きやった(笑)

フリクション式ペグ

ふむふむ・・・なるほど。
構造が分かった。
白い樹脂パーツが2か所に噛ましたぁる。
これによって生じる圧縮反発力を使って摩擦を生成してるわけや。
それが反発限界まで劣化してしもたか、摩擦面が摩耗してしもたか。。。

そこで、スペーサーを噛ますことによって修理することにした。
っちゅうても、同等材料なんて、手元にあらへんし、加工もでけへん。

そこで、ちょっと工夫して、どこにでもあるような、当然おいらの家にも普通にあるもんを使って修理した。
しかも、またいつか摩擦力が無くなってしもても、だれでも簡単に復活できる方法。
結果OK!!!

フリクション式ペグ

治った(●^o^●)


コオルアのライブ等情報はこちら
http://slackintime.blog23.fc2.com/blog-category-4.html
クローズ・イベント、プライベート・イベント等への出演情報は掲載しておりません。

コオルアのレッスン情報はこちら
http://slackintime.blog23.fc2.com/blog-category-10.html
単発のワークショップ等は、上のライブ情報等をご覧ください。

Slack-Key MARTY & KOʻOLUA's Videos (YouTube)
https://www.youtube.com/slackintime
   

テーマ : 音楽のある生活 - ジャンル : 音楽

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する