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カレー蕎麦の噺

しのぶ案

暑い!
そやけど、ウチらコオルアは、カレーやねん。
おいら、カレー蕎麦やねん。
向かいのノリ坊は、カレー丼やねん。

蕎麦屋さんの和風カレーや。
これらは、インドやスリランカ料理ではなく、日本料理なわけや。

かの日本式カレーライス(ライスカレー)は、インドから香辛料を持ち帰った大英帝国のもんが元になってるんやそうな。
大日本帝国海軍、陸軍の兵食として重用され、戦後、ラーメンと共に日本の国民食として広まったんやそうな。

おいらの母親が女学校時代に、ライスカレーっちゅう珍しいもんを出すハイカラな食堂がある、っちゅうて、女学生友達と一緒に食べに行ったんやて。
注文してから、ワクワクして待ってて、いざ、ライスカレーがテーブルに運ばれてくると、初めて見るその姿に食欲が壊滅して、みんな、ひとくちも食べず、お金だけ払ってお店を出たんやて。
ちなみに、父親は海軍の軍人やったんで、毎週1回カレーを食べてたんやて。

今では、カレー専門店も数多(あまた)ある。
そんな中でも、洋食として出してるお店もあるのんは間違いない。

しかし、カレー蕎麦(うどん)、カレー丼は洋食ではなく和食や。
原則、ベースになるブロスは和食のお出汁や。
カレーライスとカレー丼の大きな違いはそこにある。
茹でた蕎麦(うどん)に、たとえば、そのまま調理したバーモントカレーをかけても、美味しいかもしれんけど、和食カレー蕎麦(うどん)とは別もんや、とおいらは個人的に思う。

日本の食文化の素晴らしさ、ここにあり、と思う。
外国由来の『食』を見事に日本風にアレンジしてしまう。
さらに、もうオリジナルと言ってもええくらい日本独自なもんに仕上げてしまう。

数えれば、この手の料理は他にもあるな。
餃子(焼き)、オムライス、冷やし中華、天ぷら、コロッケ、カステラ、等々。
ちなみに、日本のお祭りの縁日で子供たちに大人気の綿菓子やりんご飴も、元々はアメリカやヨーロッパのお菓子や。

ところで、
カレー蕎麦派、カレーうどん派、いてはると思う。
おいらは、両方派や。
食べる割合としては、うどんの方が多いかも。
でも、無性に蕎麦の方を欲する時がある。

蕎麦はうどんに比べて、引張強度が低いため、とろみの重いカレー出汁をかけると、熱いけどハフハフゆ~て早よ食べんと、箸に掛けた時にブツ切れになってまうことがある。
へそまがり、と言われるのを恐れずに表明するならば、そんな儚さも好きなのである。
そして、蕎麦を粗方すすった後には、もちろん、お出汁に白ご飯を投入して食す正統派である。

※この記事は、グルメでも食通でも料理研究家でも調理人でもない素人が無責任に書いたものであるからして、あしからず。


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テーマ : 音楽のある生活 - ジャンル : 音楽

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