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おじいさんの古時計



My Grandfather's Clock
日本でも、『おじいさんの古時計』とか『大きな古時計』っていうタイトルで知られてる。

作者はアメリカ合衆国のヘンリー・クレイ・ワーク(Henry Clay Work)さんで、あのフォスターさんと同じ時代を生きた音楽家や。
ただし、この曲が発表されたのんは1876年で、もうすでにフォスターさんは若くして亡くなってたな(1826年~1864年)。
ヘンリーさんも52歳で亡くなってるんで(1832年~1884年)、現代感覚では早世なんやな。

でも、この歌の中では、おじいさんは90年と長生きしたことになってる。
日本語の歌詞(保富康午さん訳)では、100年に変えてあるんやけど、これはなんでかな?
100年の方が、ゴロがええしかな?

ちなみに、
おじいさんが天国へ行く時を歌った最後のバースの歌詞の原文を訳してみた。

おじいさんの臨終の夜に時計が鳴った
何年も鳴ったことのない時計が
おじいさんの魂が飛び立つ(羽の)準備をしているのだ、と僕たちは知った
彼の旅立ちの時のために
まだ、時計はやさしくてこもった音で時を刻んでた
僕たちが静かにおじいさんの(ベッドの)横に立っている時には
でも、ふっと止まって、それきり動かなくなった
おじいさんが死んだ時に

It rang an alarm in the dead of the night
An alarm that for years had been dumb.
And we knew that his spirit was pluming for flight
That his hour of departure had come.
Still the clock kept the time with a soft and muffled chime
As we silently stood by his side.
But it stopped short, never to go again
When the old man died.

日本語の歌詞とちょっとニュアンスが違うな。
日本語のんより臨場感があるのんは、原作やしかな。
この歌は作者の実体験ではなく、宿泊したホテルで聞いた話がモチーフになってるんやそうな。
でも、やっぱり切ない歌詞やな。


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テーマ : 音楽のある生活 - ジャンル : 音楽

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