カポの噺

新しいカポ(カポタスト)を買おたん。
超軽量を謳い文句にした製品や。
値段も安く某通販サイトでは税抜きで1000円以下や。
(一般的なカポは2000円~3000円台やと思う。)
こないだ、古いカポが突然死しはったんで、新しいカポを探してて、この新製品に白羽の矢が立ったわけや。
ちなみに、
一般的に、カポが重いと音の響きが減衰するって言われてる。
なので、カポは軽い方がええ、っちゅうことで、この超軽量カポに期待したわけや。


バンド式の装着方法で、なかなかスッキリしてる。
左手のアクションの邪魔になることはほとんどない。
けど、
着脱に手間がかかる。
ネジをクルクル回して弦への圧力をかけるわけなんやけど、ネジの向きが災いして、どうも扱い辛い。
まぁ、これは、おいらの不慣れなせいもあるんやろな。
さて、
カポの性能にとって肝心な点は3つ。(今回は耐久性は除く)
・扱い易さ(着脱の容易さ)
・ピッチへの影響
・音の鳴りへの影響
(順不同)

っちゅうことで、
今、おいらが現場で使ってるカポと比較してみた。
軽量してみると、写真のとおり、バンド式のんは断トツに軽い。
その次が、こないだ突然死しはったんと同じ機種のネジ式のん。
一番重かったんは、バネ式。



さて、カポ性能の3要素比較の結果は・・・
着脱の容易さは、やはりワンタッチのバネ式。
次いで、長年使い慣れた安定のネジ式。
慣れのハンデも勘案すれども、このバンド式は一番手間がかかる。
装着時のピッチへの影響は、ネジ式が安定してる。
バンド式も装着してから、モゴモゴと位置を調整してやると、ネジ式並みの精度は確保でける。
バネ式も同じく装着してからのモゴモゴが必要やけど、やっぱりちょっとピッチが甘いかな。
音の鳴りへの影響については、
バンド式、ネジ式共、ええ感じで低音も響く。
バンド式の方が心持ちブライトな音色な気がする。
バネ式は、やっぱり、他のに比べると低音が若干寸詰まりになる。
重量の問題に加えて、形状にも関係してるんかな。
音の鳴りについては、機械計測したわけではないので、おいらの主観やけど。
てなわけで、
新しく買った、バンド式は、時間に余裕のあるスタジオ・ワークで使うことにした。
メインは、やっぱり信頼でけるネジ式。
バネ式は、とりあえずギターケースに入れておいて、演奏中にカポ移動をしなければならない等の、やむを得ない時用に。。。
P.S.
ホンマは、1~2万円くらいの高級ネジ式カポタストがええ、って聞く。
それは、よう分かってる。
でも、ちょくちょく、カポを演奏会場やスタジオに置き忘れてしもてる経験が、高級モンを買うことを思いとどまらせてしまう。
※これは、個人的、主観的な比較検証であります。
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