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歌追い人

Song catcher

ふっと思い立って、以前に買ったDVDを、久しぶりに見た。

『Song catcher』っちゅう2000年に公開されたアメリカ映画。
日本でも2003年に公開されて、邦題は『歌追い人』になってる。

時代設定は1907年のアメリカで、都会の大学で教鞭を取っていた音楽博士の女性が、その生活に嫌気がさし、妹の住むノースキャロライナ州アパラチアの深い山の中の集落へ行き、そこに生きる人々と『歌』との関わりに心を動かされ、彼らの『歌』を採譜・収録しようとする。
・・・な物語や。
一応、ラブ・ストーリーには仕上げられてるけど、アイルランドやスコットランドからの貧しい移民の末裔たちにとって、『歌』がどれだけ大切なものかを全編を通して表現している。

ちなみに、この映画に登場する音楽シーンの多くは、『バラッド』がメインで、あとは、フィドル(ヴァイオリン)、5弦バンジョー、ダルシマー、ギター等の演奏も登場する。
※『バラッド(ballad)』とは、
ある事件等の物語を歌に乗せて詠唱するもので、無伴奏のソロで歌われることが多い。

この映画を初めて見たときは、素朴なアパラチアのバラッド詠唱のシーンに感動したもんやった。

でも、今回見た時は、以前とは少し見方が変わっていた。
もちろん、音楽シーンはやっぱり素晴らしかったけど、この物語の中でのもうひとつの核が大きく心に入り込んできた。

それは、アパラチアの人々が大切に歌い継いできた音楽を、楽譜や録音物にして、出版するということについての是非のシーンや。

「俺たちの『歌』を盗むつもりだろう。」
「いいえ、『歌』を愛しているから。」

おいらが、この映画を最初に見た時は、音楽オフィスを立ち上げてまだ数年目、勢いで職業音楽家をやってた。
一所懸命突っ走って気がつかへんこともいっぱいあった。

あれから20年近くたって、職業音楽家として、いろんなことを経験させてもろてきた。
んで、
もう一度この同じ映画を見たときに、新たな気づきが生まれてたわけや。

心に染み入った。

もしかしたら、おいら、
今もう一度、この映画を見る時やったんかもしれん。

過去に見た一本の映画をもう一度見て、
『音楽を謙虚に愛する音楽家であり、音楽屋であり、歌追い人でありたい。』
っと、思いを新たにした次第である。


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テーマ : 音楽のある生活 - ジャンル : 音楽

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