今日のギター教室の噺(^_^)

今日は、スラックキーギター教室のレッスン。
このところの出口の見えへん緊急事態宣言で、オンラインレッスンに切り替えてる。
先月から、『ʻOpihi Moemoe』っちゅう曲を課題曲にしてる。
ハワイ音楽界のレジェンド、レオナード・ケアラ・クワン(Leonard Keʻala Kwan)さんが書いたスラックキーギター曲の定番曲や。
なかなか面白い曲で、ウチの好きな曲のひとつや。
んでまた、スラックキーギターの定番チューニングのタロパッチ・チューニング(オープンG、スパニッシュGとも言う)で演奏されることが多い。
ト長調から始まって、途中からハ長調に転調するのが特徴的や。
先月、この曲をレッスンしてたら、ひとりの生徒さん曰く。
「このC(ハ長調)に転調するところ、なんか違和感があるんですが。。。」
たしかに、そうやねん。
ト長調部分は、低音のオルタネイトにト長調のトニック(主音)の『ソ、G』の音が入る。
ところが、ハ長調部分になると、低音の『ソ、G』はドミナント(属音)になってしまう。
たとえば、ベーシストと一緒に演奏するなら気にならへんとこやけど、ギターだけでひとりで弾くと、それがどうも落ち着きがよくない、っちゅうわけや。
もちろん、作者のレオナードさんがその音で書いてるわけで、それは尊重すべきやと思う。
ただ・・・ウチも、ここんとこが気になってて、ライブで演奏する時は、別のチューニングにしたり移調したりして対応することもある。
それから、この曲の楽譜は元々は12分の4拍子で書かれてたんやけど、リズムを理解しやすいように3連符を使って4分の4拍子に書きかえた。
レオナードさん、すんません。
最大の敬意をこめて、その上で自分の表現をさせていただいてます。
んで、
今日は、チューニングを1音だけ変えて、この低音問題を解決する方法もちょこっとレッスンしてみた。
タロパッチ・チューニングから第6弦を1音下げて、『ド、C』にする方法や(レオナーズCチューニング)。
今日の生徒さん達は中級者さん。
「手こずらはるかな・・・特に第6弦上に『レ、D』を生成しながら弾く運指法。。。」
・・・って思たけど、サクサクとまではいかなくとも、案外と弾いてくれはった。
みんな、このところ、えらい上達ぶりや。
家で(レッスン日以外に)いっぱい弾いてはるんやろな(^_^)
上達すると、また楽しさが増してくる。
いろんな手法を身につける許容量も増えてくる。
そして、楽しさが加速する。
うれしい!!!
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