接着剤の噺

これ、木工用の接着剤や。
ちょっと強力なやつ。
日本語のラベルが貼ってあるけど、実はアメリカ製らしい。
ギターのリペア用やねん。
こんなん手にすると、なんか・・・うれしい(≧▽≦)
ギターのセル・バインディング(縁取りパーツ)が剥がれてきてん。
これって、経年で縮んでくるんで、古いギターでは、こういう現象はよう起こるわけや。

剥がれた部分を接着しなおさんなん。
セル・バインディング専用の接着剤っちゅうのんも、実は売ってるんやけど、それはあえて使わへん。
専用のんは溶剤系で、セルの表面を溶かしてボディ側の木材に沁み込ませる仕組みなんで、ガッチリとくっつくんやけど、扱い方が難しい。
溶剤系ボンドは、はみ出したりしていらんとこに付着してしもたら、デリケートなラッカー塗装を痛めてしまう。
そうかゆ~て、塗布量が少なすぎて、充分にセルを溶融でけんかったら接着不良になる。
木工用ボンドは、はみ出しても硬化が始まる前やったら、水拭きできれいに除去でける。
それと、あんまりガチガチに強力なもんは使いたぁない。
優しいのんがええのん。

普通の木工用ボンドではちょっと頼りない。
でも、このボンドやと、そこそこ接着力はある・・・はず。
専用のんほど強くはないやろけど、また剥がれたら貼り直したらええねん。
そうやって、
ちょこちょこと自分で面倒見てやるのんも楽器への想いや。
※これは個人的な考え方です。
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