フロア・エフェクターの噺

ウチのスタジオにこもってフロア・エフェクターでギターの音作り演習や。
別に新しい機材を使ったわけやないねんけど、たまにやってみると新たな発見もあったりする。
普段のステージでは、空間系のエフェクターしか使わへんねんけど、モジョレーション系のんもつないでみた。
いわゆる『コーラス』っちゅうやつ。
あと、古いコンパクト・イコライザーも久しぶりに引っ張り出してきてくっ付けてみた。
あれこれと、設定を変えて音を出してみる。
今回、イコライジングが面白かった。
低域と高域のバランスのとり方やな。
低域~中域を膨らませたいときに、高域をスパイスに使う手法もやってみた。
ありやな。
もちろん、それらの設定から出てくる音は、ここ(ウチのスタジオ)における限定的な音や。
別の場所にこのままの設定を持っていっても同じ音にはならへん。
スピーカーから出た時点の音は同じでも、演奏会場等で人間の耳がキャッチする空間の音の響きや広がりは、その場所の環境により違ってくる。
なので、会場ごとに、その設定を変えんなん。
(同じ会場でも、温度・湿度やお客さんの数によっても音は変わる。)
では、スタジオでの音作りなんて無駄なん?
いや、そんなことはない。
スタジオでいろんな設定を演習することによって、ギター個体とエフェクターとのリンクは分かる。
理論ではなく、『実音』で分かる。
その上で、それぞれの演奏の場に行った時に、その場に応じた設定(操作)をするわけや。
どんな操作をした時に、どんなふうに、どの程度に相対音が変わっていくか。
机上論やスペックではなくて、『実音』を聴きながら理想の音に持って行く演習に他ならないのんや。
経験上、そう信じる。

さて、
明日の演奏会場、初めての場所や。
しかも、音響さんはいてはらへんので、自分で音響のオペもせんなん。
どんな音作りになるか、楽しみやな(●^o^●)
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