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日仏混血張り

コイチタニウクレレ

ウクレレの弦を張り替えた。
滋賀のコイチタニさんが作ってくれはった逸品。

今まで、このウクレレには、日本製の『ワース』っちゅうブランドの弦を張って来た。
フロロカーボンの『CT63』っちゅう番手のん。

このブランドは、もうずっと前に、ハワイのコオルア御用達楽器店のオーナーやった故クレイ(Clayton Jay Nakasone)さんに薦められて使い始めたお気に入り弦や。
他のウクレレにも張ってる。

クリアな音色がええんやけど、ただ、ひとつ欠点がある。
細い弦(第1弦、第4弦、複弦の細い方)が、モモけて、縦に裂けてくるねん。
もちろん、劣化してくると・・・の話なんやけど、けっこう早い時期にモモけてくることもある。
(6弦ウクレレの複弦の一番細いのんは、すぐにモモけるので、同じ材質の釣糸に替えてる。)

んで、
今回の張り替えで、同じ材質の別のブランドのんを試してみることにしたん。
おフランス製のサヴァレス(Savarez)のアリアンス弦のウクレレ用。

この弦は、おいらのナイロン弦ギターにも使ってるお気に入りや。
ウチのウクレレとの相性は分からんけど、とりあえず張ってみることにした。

すると、ここで問題が起こった。

ワース・CT弦とサヴァレス・アリアンス弦は、太さはほぼほぼ同じくらい。
全体的にはミクロン単位でサヴァレスがほ~~~んの少し太い。
ただし、第4弦については、サヴァレスの方が細い設定になってる。
っちゅうか、サヴァレスは第1弦と第4弦が同じ太さになってる。
ワースは、レギュラー・チューニングにおいける第1弦と第4弦の音程の差を鑑みて、微妙に第4弦の方を太くしてある。
さすが国産品!

んで、
細いサヴァレスの第4弦をそのまま張ったら、ナット溝のサイズが合わなくて、ビビンビビンとクラック音が生じる事態に。。。

このウクレレを作っていただく時に、使用弦に合わせてキッチリとセッティングしていただいてるので、そうなるのは必然やった(^_^;)
さすが、国産品!

しかたがないので、第4弦だけ、従来のワース弦を張った。
日仏の混血張りや。

さて、
おフランス製サヴァレス弦の音色は・・・

悪くない。
アクションもワースと同じ。
若干、ワースより丸みのある立ち上がり音や。
これはこれで、ええ感じや。
おいらの好みとしては、こっちがええな。
混血張りせんなんけどね(^_-)-☆

C'est Bon(●^o^●)


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テーマ : 音楽のある生活 - ジャンル : 音楽

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