シルクロードは不思議な心地よさ

昨日、日曜日は、
いつもお世話になってる京都の『うずらギャラリー』さんに行ってきたん。
自分のコンサートでなくて。
『シルクロードが生んだ弦楽器』っちゅうタイトルのコンサートを聴きに行ってきてん。

ウィグルの『ドゥタール』と、トルコの『ウード』って言う楽器の演奏。
そして、ウィグルの歌も聴かせていただいた。
アーティストさんは
大平清さん(ドゥタール)
ジャミーラさん(ウード)
どちらの楽器も、生演奏を聴くのんは初めて。
・・・っちゅうか、
中近東、西アジアの音楽さえ、こんな風にガチで聴かせてもろたことはない。
映画やテレビなんかで、その地方の映像のバックに流れるのんしか知らない。
以前に、ある企画でベリーダンサーさんとご一緒したことがあったけど、その時もベリーダンスの音楽はCDやった。
ご来場のお客さんは私以外は、みなさん、アーティストさんの顔なじみさんや、シルクロード系音楽に馴染んではる方たちみたいや。
ちょっと緊張した(笑)
ドゥタールっていう楽器は、弦が2本しかない。
ドゥは2、タールは弦、って言う意味やて。
そういえば、タールは弦とか弦楽器っていう意味、っていうことを楽器の歴史の本で読んだことがある。
その2本の弦を巧みに操りながら、2本だけとは思えないような、厚い深い響きの演奏をされる。
そして、そのドゥタールの弾き語りに乗せたウィグル言葉・・・意味は全然分からへんけど、言語好きの私にとってはメッチャ興味が沸いた。
演奏前に、それがどんな歌かを説明してくれはる、ということも相まって、言葉の響きと弦の響きがシンクロして感情を揺さぶってくる。
また、11本の弦を持つウード演奏の中近東の音階が、不思議でおもしろい。
西洋音楽で言う1音を9等分にした概念で演奏される。
たとえば、楽譜に書くと、ドの音の上に9分の1だけ高い音が存在したりする。
楽譜には、見覚えのない符号があったりする。
西洋音階に慣れてると、9分の1の音差って、いわゆる、『ピッチの狂い』みたいで、気持ち悪~~~い響きのはずやのに、中近東の旋律の中では心地よい響きになってしまう。
しかも、4分の10拍子という、これまた不思議なリズム。
なんか、心が浮き上がるような心地よさや。

今回は、一曲ずつ、丁寧な解説を付けながら演奏してくれはったので、お初の私でも、自分なりに、その音楽の世界に浸ることができた。
すべてが興味深く、面白く、また驚きであったり・・・起伏に富んだ楽しいひとときやった。
☆ライブ等情報はこちら
http://slackintime.blog23.fc2.com/blog-category-4.html
クローズ・イベント、プライベート・イベント等への出演情報は掲載しておりません。
☆レッスン情報はこちら
http://slackintime.blog23.fc2.com/blog-category-10.html
単発のワークショップ等は、上のライブ情報等をご覧ください。
ホームページはこちら
http://www.slack-key-marty.com/
フェイスブックはこちら
https://www.facebook.com/koolua
インスタグラムはこちら
https://www.instagram.com/ko.olua/
動画はこちら
https://www.youtube.com/slackintime
コメント
コメントの投稿