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小悪魔

先日、月曜日のこと。
大阪のスタジオにリハーサルのため出かけた時。

リハーサルまで、まだ時間が少し早かったので、ちょっとお店に入って時間を潰すことにした。

そこで彼女と出会ったのだ。
彼女は、一瞬にして私の目を引いた。

なんて個性的な、しかし愛らしい子なのだ!
小柄な体つきやけど、小悪魔的な魅力。

でも、
その時は、それほど時間がなかったので、その子に話しかけることなく、そのお店を後にした。

ところが、やはり気になるのである。
私は意を決した。
もう一度、あの子に会いに行こう。
そして、声を掛けてみよう。

3日後、私はもう一度、そのお店に行ってみた。
彼女がまだそこにいるのかどうか分からない。
彼女達、けっこう出入りはあるようなので。

彼女は、まだそのお店にいた。

思い切って話しかけてみよう。
ダメモトで・・・ダメなら縁がなかった、ということで。

話しかけてみると、
そのルックスどおり、とても個性的な子であった。

なんだ・・・この子は。。。
最初はそう思って、ちょっとひいた。

でも、
話をしてるうちに、どんどん彼女の個性が光り出した。
今までに会ったことのないタイプ。
気が付けば、夢中になって、ふたり話し込んでいた。
お店の閉店時間を過ぎているのも気づかなかった。

そして・・・

今朝、起きると、彼女はそこにいた。
私の家に。

12フレット/ダブル・オー

トップボードがニューハカランダとも呼ばれるホンジュラス・ローズウッド。
バック&サイドはインディアン・ローズウッド。
つまり、オール・ローズウッドのボディで、これはあまり見かけないタイプ。
トップボード材が部分的に白ぼけているが、これもまた個性。

ちなみに、
ホンジュラス・ローズウッドは、乱獲により今はワシントン条約に登録されている。

12フレット/ダブル・オー

もちろん、
12フレット・ジョイントである!

12フレット

サイズは、私がメインで使っているDタイプより、ずっと小柄なダブル・オー・タイプ。
スタジオ用ギターのシングル・オー・タイプよりは少し大きい。

その個性的なルックスどおり、音色もかなり個性的である。
スプルース(松材)やセダー(杉材)のように、柔らかなサスティンはない。
しかし、逆にキンと尖がった切り口の音色で、響きはドスンと重い。

弾いているうちに、どんどんその音色の面白さが見えてくる。

これは、K. Countryという日本のブランドで、2010年に製造された個体で、特注品かスペシャル・エディション品らしい。
トップボード材は、最初見た時に、今や幻の希少材のハカランダかと思った。
店員さんに問うとホンジュラス・ローズウッドとのこと。

12フレット/ダブル・オー

専用のケースにぴったり収まるのが気持ちよい。

店頭での弦はフォスファーブロンズ弦を張ってあったが、
これから、この子と私の弾き方に会う弦をいろいろと試してみることにする。

出会いとは・・・
こんなもんである。


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テーマ : 音楽のある生活 - ジャンル : 音楽

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