雨の日の弦交換

今日は、雨。
しかも大雨警報まで出てる。
雨の日に交換した弦は鳴りが悪くなる。
科学的根拠は知らん。
ただの私の経験則なり。
こんな日は、ギターの弦交換はあまりしないが。。。
今日はする。
弦を交換したい、という衝動で。
オフィスのエアコンのドライかけながら。
ナイロン弦の愛器、『Martin 000C-16SGTNE』。
今は製造されていない、そしてもともと製造数の少ない希少な機種と聞く。

使用弦は、私のお気に入り弦、おフランスのサヴァレスなるメーカーの混合セット。
つまり、
低音弦3本は長いサスティン性能を持つカンティーガ・プレミアム弦。
第1、第2弦はふくよかな倍音を醸し出すナイロンのニュークリスタル弦。
第3弦はクリアな音色を立ち上げるカーボン系のアリアンス弦。
中音を担当するカーボン弦の存在が私のお気に入りの大きな要素である。
ナイロンの第3弦の場合、ピッチを出すために第2弦より太く作られる。
そうすると、どうしても音色がもったりしてしまう。
もちろん、そこは人それぞれの好みではあるが、私は、このもったり感が好きではない。
さらに、弦が太くなる分有効振動弦長がわずかではあるが短くなり、ピッチの狂いが生じる。
このカーボン系のアリアンス弦を第3弦に配することによって、音色がシャープになり、高音弦と中音弦のブリッジ感がよくなる。
さらに、アリアンス弦はナイロン弦より細身であるため、ピッチの狂いも少ない。
あくまでも、人それぞれ好みの問題であることを、重ねて念を押しておくが。
さて、
弦交換のついでに、フレット磨きもしておこう。



このフレット磨きはオススメしたいメンテナンスのひとつである。
ピカピカになると気持ちが良いものだ。
そして、
音色がクリアになり、微妙にサスティン(音の伸び)がよくなる、という効果もある。
「そんな微妙なこと、気のせいだろう。機械ででも計測したのか?」
って言う人もいる。
実際、私にそう言った人がいる。
機械で測ったことはない。
いや、よしんば科学的には無意味なことであったとしても、演奏者が気持ちよく弾くことができれば、それは間違いなく実音にも反映するものだ、と信じる。
でも・・・
音、良くなるもん( ̄^ ̄)

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