ハワイのにほんのうた

こないだ、ホノルルのCD屋さんで見つけてん♪
タイトル:Paradise Honolulu
アーティスト:Hawaii Shochiku Orchestra
この『ハワイ松竹オーケストラ』っちゅうのは、1940年代後半から1950年代にハワイで活躍した日系二世の楽団や。(そのルーツは1930年代にさかのぼる。)
まだ、日本人の海外自由渡航が禁止されてた時代や。
演奏曲は、ハワイの日本人(日系人)向け歌謡曲。
このCDにはハワイ生まれの歌謡曲もたくさん収録されてる。
この手の音楽は今はなかなか聴くことはできひん。。。
今の、いわゆる『ハワイアン音楽』が、もともとメキシコ音楽やポルトガル音楽やアメリカ音楽等、いろんな音楽スタイルを映して形成され、そしてそのような括りで称されてることを思えば、この音楽も『ハワイアン音楽』とも呼ぶことができるんやろな♪
演奏は管楽器主体の伴奏で歌手が歌ってる。
歌詞は日本語やけど、ハワイ語が織り交ぜてあったりしておもしろい(^_^)
んで、とってもノスタルジー(^_^)/
ダンサーさんもいてはる(^_-)-☆
『Club Ginza Girls』やて。

この当時、ハワイの日系人社会ではこういうハワイ歌謡が大流行したんやて。
ハワイ全島で50ほどのハワイ歌謡バンドがあり、10局ちかくのハワイ歌謡専門ラジオ局があったんやて。
収録曲・・・タイトル読むだけでも、なんかワクワクするな♪
↓
01.Paradise Honoruru
02.AsataroZange
03.AJA Koshin Kyoku
04.Ikoku No Oka
05.Kosame No Oka
06.Hoshi Kage No Komichi
07.Asu Kadode
08.Jonetsu Musume
09.Ie Rai Shan
10.Tsubaki Saku Shima
11.Kagoshima Ohara Bushi
12.Waikiki No Yoru
13.Koyoi Mo Oka De
14.Aoi Sanmyaku
15.Hoshi Furu Nagiaa
16.Hawai Butai
17.Honoruru No Lei uri Musume
18.Itoshi No Kadode
19.Kyo Ware Ren Ai Su
20.Gunjin Hanayome
アルバム・タイトルは『Paradise Honolulu』となってるけど、
曲目のところのトラック01と17を見ると『Honolulu』ではなくて『Honoruru』ってなってる。
これは、あえてローマ字式に表記したんやろな。
コメント
大ヒットソング
アイデンティティ
自分のルーツである日本への思慕の歌があるかと思えば、
『AJA行進曲』や『ハワイ部隊』みたいな、アメリカ合衆国の軍人であることを誇る歌もあったり。
当時の日系人のアイデンティティは複雑やったんですね。
また、
「恋しい人の軍服に、レイをかけるも手が震え・・・」
と、戦地へ赴く恋人への思いを込めた『いとしの門出』や、
日本を出て、ハワイの軍人に嫁ぐ花嫁の望郷の念と新天地への期待をを歌った『軍人花嫁』など、
当時の日系人社会での女性の心を歌った秀作ハワイ歌謡も見逃せません。
ハワイ歌謡・・・興味深いです。
『AJA行進曲』や『ハワイ部隊』みたいな、アメリカ合衆国の軍人であることを誇る歌もあったり。
当時の日系人のアイデンティティは複雑やったんですね。
また、
「恋しい人の軍服に、レイをかけるも手が震え・・・」
と、戦地へ赴く恋人への思いを込めた『いとしの門出』や、
日本を出て、ハワイの軍人に嫁ぐ花嫁の望郷の念と新天地への期待をを歌った『軍人花嫁』など、
当時の日系人社会での女性の心を歌った秀作ハワイ歌謡も見逃せません。
ハワイ歌謡・・・興味深いです。
コメントの投稿
« バロン君 l Home l ke ala hao »
フォークリバイバル初期の頃の雰囲気もありますね。
漢字で書けば、
異国の丘(引き揚げ)、青い山脈(戦後)、星影の小径などなど、
やはりハワイのみなさん望郷の想いにじんでいます。
わたしも、これらの歌、どれも知っております。
というよりも一番だけなら、歌詞など見なくても歌えるのであります。
8335当時のヒットソングは小学生も爺ちゃん、婆ちゃんも知ってるのがヒットソングでした。